多発するガソリンの入れ間違いに注意喚起 給油の際に種類を間違えると…
ガソリンスタンドは減少、ともにセルフ式が増え年々増加していることもあり、ガソリンの入れ間違いが多発している模様。
■ノズルカバーと給油口をチェック
セルフスタンドでは、レギュラーガソリン=赤・ハイオクガソリン=黄・軽油=緑と、給油ノズルカバーの色を区別しているものの、給油口の口径は同じため、間違っていても気付かない場合もあるそうだ。
ミスの多発を受けて、全国に数あるレンタカー会社は、2年ほど前から、ガソリンの入れ間違え防止のため、給油口付近に指定油種を表示したステッカーを貼っているものも増えている。
■間違った給油の結果…
気になるのは、間違った給油により、どんな変化をもたらしてしまうのか、ということだ。ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れてしまった場合は、現代のエンジンの機構的に、さほど大きな問題は発生しないようだ。
問題は、ガソリン車に軽油を入れた場合。エンジン出力が下がってしまうため、エンジンから異音が発生、アイドリング不調と…となることもあり、ガソリンがない状態で軽油を給油した場合は、マフラーから黒煙が出たり、エンジンが停止してしまったりするそうだ。
また、軽油を入れるべくディーゼル車にガソリンを給油した場合は、エンジン出力が低下し、アイドリングも不安定になってしまうという。
■車は贅沢品?
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,357名に「車の所有」についての調査を実施。「車は贅沢品だと思う」と答えた人が、全体で40.0%という結果になった。
地域によっても異なるだろうが、駐車料金だけでも痛手な都内や、電車やバスの交通機関で通勤をしている人は、車に乗る時間も減少し必要性を感じていないのかもしれない。
レンタカーでは、ガソリンの入れ間違いによって修理に出すことになれば、その間の「休業補償」が発生してしまうそうなので、連休はレンタカーで遊びに行く予定の人は、気をつけてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)