アメリカンドリームも夢じゃない? プレゼン能力に自信がある人は高年収な傾向も
今や生き抜くためにはプレゼン能力が必須といわれるほど。自信がある人はどのくらいいるのだろうか。
2019/05/04 20:00
プレゼンテーションと聞くと、ビジネスや学会を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、伝えたい内容をわかりやすい表現で相手に届ける技術は、趣味や結婚生活など、あらゆる場面で役に立つ。
プレゼン能力はあるにこしたことはないが、身につけるのはなかなか難しい。実際に、プレゼンテーションに自信のある人はどれくらい存在するのだろうか。
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■プレゼンに自信がある人は少ない
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、全体の11.9%が「自分はプレゼンが上手だと思う」と回答した。
プレゼン能力に自信がある人は、10人に1人と少数派なようだ。なお、男性13.0%に対して、女性は10.9%であった。
■プレゼン能力は年齢に比例しない
さらに、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは、意外にも10代男性で18.5%。大学やゼミなどで発表の場があり、自信をつけたのかもしれない。男性は40代男性が8.6%と大きく減少するものの、基本的には年代が上がるにつれて割合が下がっていく。
対して、女性は20代と40代で極端に割合が下がるなど、年代によってばらつきがみられる結果となった。
■年収が高いほどプレゼン能力に自信
プレゼンが上手だと思う人の割合を「年収別」に見ると、明らかな差が見られる。
年収500万以下の層は、およそ9割の人がプレゼンに苦手意識を持っているのに対して、年収1000万以上稼ぐ人たちは、3割近くが自身のプレゼン能力に自信を持っている。
自分の考えを相手にわかりやすく伝える能力を身につけることで、周囲のサポートを受けられるようになり、仕事の成果が上がっている可能性も。
■プレゼンは「夢」も叶える?
2015年に公開された『ジョイ』というアメリカ映画では、シングルマザーがアイデア商品を発明し自らプレゼンをおこない成功するという、実在の主婦の物語が描かれている。
どんなに素晴らしいアイデアや戦略があったとしても、周囲に対して効果的に伝えることができなければ、自分の立場を上げていくことはできない。プレゼン能力を身につければアメリカンドリームも夢じゃない?
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)