5月3日に考えたい憲法改正議論 改憲賛成派がどのくらいいるのか調べてみると…
憲法記念日に考えたい、憲法改正。改正に賛成の人、反対の人、それぞれの意見は
■反対論者の意見は？
憲法改正に反対というTさん（50代・女性）に意見を聞いてみた。
「日本国憲法は国民主権、戦争放棄が柱。これを変えてしまうということになると、大日本帝国時代のような主権侵害や、戦争の道を走ることになりかねない。絶対に変えてはいけないと思います。
安倍政権は憲法改正を最終目標としていますが、これはかなり危険です。なんとしても守り抜かねばならないと感じています」
■賛成する人はこう語る
一方憲法改正に賛成するのはIさん（30代・男性）だ。
「中国が強大な力を持ち、尖閣諸島に毎日のように領空・領海侵犯している。そういう状況で、他国に対し防衛目的の先制攻撃ができないのはおかしいと思う。
憲法を遵守していても、他国から軍事侵攻してきた兵隊から日本を守ることはできない。侵略されたとき、日本としてどうするのか。憲法が防衛の足かせになるようなことは、あってはならない」
賛否両論ある憲法改正論。施行された5月3日に、その是非についてしっかり考えてみるのもいいのでは。
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（文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
対象：全国10代～60代の男女1,732名（有効回答数）
