郵便物の「バーコード」注意喚起ツイートが話題 宅配便や飛行機の搭乗券も要注意
郵便物に印字されている「カスタマバーコード」について、注意を呼び掛けるツイッターが話題になっている。
「カスタマバーコード」と聞いてピンとくる人は、どれくらいいるだろうか。このバーコードには個人情報が含まれていると、注意を呼び掛けるツイッターが話題になっている。
■「模様にしか見えないバーコードに…」
「カスタマバーコード」とは、郵便物の宛名下部に模様のように印字されているバーコードのこと。4つの形状のバーを組み合わせて、宛先を表現しているそうだ。
先日ツイッター上で「注意喚起 郵便物の写真をSNSに上げる際はご注意ください」と書き出し、「一般の人にはただの模様にしか見えないバーコードにも、情報が有ると伝えする為にツイートいたしました」との投稿があった。
自宅に届いた封書やハガキなどをSNSでアップしている人を見かけたことがある人もいるだろう。
大抵は、住所や氏名などを塗り潰して隠しているが、この「カスタマーバーコード」をアプリで読み取ると、郵便番号・番地・部屋番号などの「宛先」の情報が含まれているという。
■カスタマ、局内、ID…様々なバーコード
日本郵便のホームページには、「カスタマバーコード」についての説明も明記されており、これ以外にも透明の特殊なインクを使用した「局内バーコード」「IDバーコード」というものもあるようだ。
「局内バーコード」「IDバーコード」は、ブラックライトで浮き上がるようなインクを使用しているため、簡単に読み取れるものではなさそうだが、「カスタマバーコード」は読み取りができるアプリもあり、注意が必要だ。
■宅配便も、飛行機の搭乗券も
この投稿には「これは知らない人がほとんどでしょうね… 」「マジか…怖い。シュレッダー必須だな」と初めて知る者も多数見られる。
また「郵便だけではなく、宅配便伝票も注意」とのコメントも寄せられている。なかには「国際の搭乗券には、PDF417という規格のバーコードが印刷されており、氏名から色々と情報が詰まっています」と、飛行機の搭乗券について注意喚起するコメントも。
搭乗券においては、通常のスマホアプリでバーコードを読み取ることが可能であり、本名や予約コードが浮き彫りとなってしまうようだ。
SNS上では、搭乗券の写真をアップする投稿はよく見られるが、連休中も旅行の報告として、気軽に写真をアップすることは控えたほうがいいだろう。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)