人間が「愛想笑い」するのはなぜ? 『チコちゃん』の解説が意外すぎて衝撃
『チコちゃん』で人がなぜ愛想笑いをするか解説! その理由に驚愕の声相次ぐ
5日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマの1つに、注目が集まっている。それは、「人はなぜ愛想笑いをする?」というお題。
とくに日本人なら、多くがコミュニケーションの基本的な技術として、身近に感じているものではないだろうか。
■「サルだった頃の名残」
チコちゃんによる気になるテーマの回答は、「サルだった頃の名残」とのこと。サルは笑顔(歯を見せた表情)を作る動物で、その笑顔には2つの意味があると説明。
それは、威嚇と服従。威嚇をするサルに対して、服従の笑顔を向けることでその争いは収まり、以降は攻撃をしなくなる。愛想笑いの原点は「集団生活で安全に生きていくためのシグナル」であると解説した。
そして人間の愛想笑いは、「サルで言う服従を意味する笑顔の名残である」と続けた。緊張した雰囲気の時に、ごまかしの意味を込めて行うことの多い愛想笑いだが、じつは本能レベルで刷り込まれた行動だった。
■まだ残る進化の軌跡に驚きの声
『チコちゃん』で解説された愛想笑いの理由に、Twitterでは驚きの声が相次いだ。
サル🐵だったころの名残? #NHK #チコちゃんに叱られる
— ふうき あり (@fuukiari) April 5, 2019
https://twitter.com/160909170cherry/status/1114128592613437440
https://twitter.com/migitedesamingu/status/1114128670963056640
■「愛想笑いは便利」は5割
「サルだった時代の名残」と説明されてしまったものの、人と接するには便利な愛想笑い。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に調査したところ、「愛想笑いはとても便利」と答えた人が54.3%に及んだ。
日本人らしい答えにも思えるが、下手なことを言って変な空気にするよりもとりあえずの愛想笑いでごまかしたいと考える人が多いのかもしれない。
太古の時代から本能に刷り込まれた行動は、進化の中で人類が生き延びる術になったように今も大いに活躍しうるのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)