熱が出た子供を預けて働くことに葛藤する母親 カンニング竹山の怒りに共感の声
『ノンストップ!』熱を出した子供を預けて働く女性。働く女性の子育ての悩みに、カンニング竹山が持論を語る。
大事な仕事の日にかぎって子供が高熱を出してしまった…。夫婦共働きが珍しくない昨今、このようなケースに遭遇した親は少なくないだろう。
働く親の葛藤について、15日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)でのカンニング竹山の発言に共感の声があがっている。
■熱が出た子供を預けて「アンタ何がしたいの?」
番組では、1歳の子供の熱が下がらなかったため、病児保育に預けて働いたという女性の投稿を紹介。
そのことを知った実家の母親から「熱を出して苦しんでいる子供を預けてまでアンタ何がしたいの?」と言われてしまったという。投稿者は「私もよろんで預けているわけではありません。でもどうすることができずにつらいです…」と葛藤を訴えた。
この投稿に、スタジオの女性陣も共感。お笑いコンビ・北陽の虻川美穂子は、母親の意見に「わかってるんですよ」と子供に寄り添うたいと思う一方で、「自分は責任をもって仕事をやらなきゃいけない」と投稿者の気持ちを代弁する。
■「理想郷だけちゃんと言ってる」
また、フリーアナウンサーの大神いずみも、40度の熱が出た長男を実家に預けて働いたことがあると話す。その後、子供は救急車で病院に運ばれる事態になったが、そのつらい出来事は忘れるようにしているという。子供を優先して仕事に穴をあけるか、仕事をきちんとこなすかは「正解か不正解かわからない」とも語る。
共働きが当たり前になって育児も仕事も負担が増えてきた昨今、このような悩みが生まれることにカンニング竹山は、「理想郷だけちゃんと言ってるけど、具体的なシステムがちゃんとできてない」と断言。「男女が働きながら子育てができるシステム」を国が早急に作るべきだと主張する。
そして、「世の中みんな口では理想だけ言うんですよ。そのくせ全然システム作ってくれないじゃないか!」と怒りを込めて熱弁した。