カンニング竹山、震災報道のあり方に苦言 「悲劇だけを切り取るメディア」

『ビビット』(TBS系)でお笑いタレントのカンニング竹山が、東日本大震災について言及し、様々な意見が寄せられている。

■報道の伝えかたに「もうやめてくれ」

「3・11になると、必ず昔の映像とかやります。福島の中の人は『もうやめてくれ』と言っている人もいる。『我々は前を向いて歩き出しているんだ』と」と自分を含めた報道のあり方に指摘。

続けて、福島だけではなく震災により被害を受けた人達に対して「今、楽しく笑顔でみなさん暮らしている人がいっぱいいるんですよ。それを東京のメディア、いつも我々は『厳しいでしょう』『つらかったでしょう』『大変でしょう』という切り取り方しかしないけど、現地に住んでいる人はみんな幸せにちゃんと暮らしてるんですよ!」と訴えた。


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■「代弁してもらえたような」「グッときた」

「ちゃんと地元の言葉を拾って我々は流していかなきゃいけない。これをもっと考えていかないといけない」と締めた竹山の言葉には、胸を打たれた視聴者も多いようだ。

多くの命を奪った東日本大震災。竹山が代弁するように、苦しみの中で前を向き、生きている人もいる。映像による衝撃を受ける人への配慮も必要だろう。

一方で「風化してしまうことが何よりも恐ろしい」と声を上げる人もいる。風化と忘却を防ぐことを第一に、被災地の状況や人々の姿や言葉を届けてほしいと願う。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

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