張本勲氏、故障者続出のプロ野球選手に「走らないから怪我する」と苦言 「考えが古い」の声も
故障が相次ぐプロ野球選手を張本勲氏が一刀両断
10日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が右手有鉤骨を骨折した北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎選手ら、怪我人が続くプロ野球選手に独自理論で苦言を呈した。
■清宮幸太郎選手に苦言
3日、札幌ドームで行われた北海道日本ハム対横浜DeNA戦で清宮幸太郎選手が、スイングした際右手有鉤骨骨折した様子を見た張本氏は、「なんでああいうグリップするのかねえ」と話す。さらに、
「手首ならわかるけどちょうど(手の)真ん中くらいでしょ。グリップがここ(有鉤骨)にあたってるんですよ。だからまたやりますよ。グリップを変えないと。グリップエンドが手首が下に来るように」
とアドバイスを送った。張本氏によると、このような持ち方をする打者は長打力のある選手に多く、総じて同じ怪我をしているのだという。
■故障が相次ぐ原因は「走り込み不足」
さらに番組ではフリップで西武・内海哲也投手が左浅指屈筋の肉離れ、楽天・則本昂大投手が右肘痛で戦線を離脱したことを紹介する。張本氏はこの件について、
「今年はね、怪我が多いんですよ。則本が手術するでしょ。筒香、柳田。非常に怪我が多い。なぜ? いつも言うでしょ、走らないから。走ってないからまた怪我しますよ」
と、怪我が相次いでいる理由を「走り込み不足によるもの」と一刀両断した。