テレビから消えつつある「ポロリ」 存続・復活を望む人の割合は…
かつてはゴールデンタイムのバラエティでもしばしば見られた「ポロリシーン」。今やほとんど見られないことに対して視聴者はどう感じているのだろうか。
「ポロリ」とは何か 、それはかつて日本のテレビ界に存在した、番組制作サイドと視聴者の間の「究極のお約束」と言っていいだろう。
たとえば、女性アイドルが大勢集まった水泳大会のような番組で、有名タレントの水着は露出が少なめで、グラビアアイドルはセクシーなビキニで自慢のボディを魅せる。
そして、騎馬戦などクライマックスシーンで、セクシー系のタレントのビキニが外れ、おっぱいがポロリと見えてしまうのだ。
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■絶滅しつつあるお約束
ほぼすべての視聴者が気づいている。「そのために呼ばれたんだろ…」「偶然でも何でもないだろ…」しかし、たとえお約束であっても、今は歳を重ねているであろう当時の青少年たちは、感動と感謝で股間を膨らませたのではないだろうか。
20世紀のテレビでは、ゴールデンタイムのコント番組などでも時おり見られたポロリシーン。しかし、コンプライアンスが厳しく求められる昨今、たとえ深夜であっても地上波テレビでバストトップを目にするシーンはほとんど消滅した。
こうした状況について、視聴者は一体どのように感じているのだろうか。
■4人に1人はポロリ復活を望む
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、「バラエティ番組からポロリがなくならないでほしい」と答えたのは、全体の26.6%。
男性では40.4%がポロリの存続・復活を望んでいるが、女性ではわずか13.1%と、ある意味当然のことながら、男女の支持率がかけ離れる結果となった。