キックボクシング・那須川天心、蹴り1発で罰金5億円のメイウェザー戦は「めちゃくちゃ怖かった」
『ダウンタウンDX』に出演したキックボクシング界の神童・那須川天心が、年末のメイフェザー戦を振り返った…
「キックボクシング界の神童」「史上最高の天才」と呼ばれるキックボクサー・那須川天心(20)が28日放送『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した。
那須川は年末に注目を集めた、50戦無敗・5階級制覇を果たしたボクシング界のレジェンド、フロイド・メイウェザー・ジュニア(42)とのエキシビションマッチについて言及。大舞台の衝撃の裏側を明かし、大きな反響が起きている。
■大晦日決戦
15歳でプロデビュー後、『RISE』『KNOCK OUT』『RIZIN』などを主戦場に、バンダム・フェザー級で数々の王座を獲得。キックボクシングルールでは28勝、総合格闘技・ミックスルールで5勝と33戦無敗を記録している。
2018年末、格闘技ファンを騒然とさせたのは、日本格闘技界期待のホープである那須川と、ボクシング界のレジェンド・メイウェザーとの対決だ。
年間300億円以上を稼ぎ「マネー(金の亡者)」と呼ばれるメイウェザーに1試合10億円以上の報酬を提示し日本に招致、この夢の対決の行方に注目が集まっていた。
しかし、試合は「キック無しのボクシングルール」「勝敗は記録されないエキシビションマッチ」など、ただでさえ体重差のあるメイウェザー側がさらに有利な条件を提示し、那須川は1RでTKO負け。世界トップとの差を見せつけられる結果となった。
■メイウェザー戦を語る
番組では、メイウェザー戦の裏話を那須川が語った。那須川がキックした場合には罰金が発生、「足がちょっとでも当たったら5億5,000万円」と規格外の罰金を明かしスタジオは騒然。
ダウンタウン・松本人志は「浜田に(罰金を)出させて一発蹴らしたったら良かった。それで流れ変わったぞ」と理不尽なルールに怒りを滲ませる。
さらに蹴る素振りをしてフェイントに使おうと練習していたものの、それも試合直前で禁じられ、完璧に「足」を封じられる形になったと明かした。