キャットフードに毒薬を混ぜ、複数の猫を殺害 悪質な手口に怒りの声
毒薬を混ぜたキャットフードを猫に与えて殺した疑いで、「動物愛護法違反」容疑で29歳の男を書類送検された。
毒薬を混ぜたキャットフードを猫に与えて殺した疑いで、神奈川県警は25日「動物愛護法違反」容疑で、29歳の男が書類送検された。
■猫の餌に殺虫剤
書類送検された29歳の無職の男は、昨年11月中旬、神奈川県相模原市の相模川河川敷に、殺虫剤を混ぜた餌を与え、猫3匹を中毒死させた疑いがもたれている。
そのほか近くの住宅街駐車場では、1体の猫の死骸が見つかり、また別日には相模川の高田橋の下で1体の死骸も発見されたそうだ。
■「昔から猫が嫌いだった」
「ランネート」と呼ばれる薬品により、猫は死に至ったと見られている。これは、殺虫剤や農薬として使用されている毒薬だ。
猫の死骸が発見されたあと、インターネットもの掲示板に「猫を毒エサで殺した」などと書き込みがあり、関与が浮上。また、男のパソコンからは書き込みの記録や猫の画像などが消された形跡が見つかったそうだ。
男は容疑を認めており、「仕事のストレスと、昔から猫が嫌いだった」と話しているという。