今年もスタートした確定申告 「わかりやすさ」を聞いてみると答えはやっぱり…
2月18日から確定申告がスタート。確定申告ってやっぱりわかりにくい？
■確定申告についてどう思う？
そこで、しらべぇ編集部では全国の20～60代の確定申告経験者948名に調査を実施。
結果、「もっとわかりやすくしてほしい」と答えた人は77.0%。じつに7割が現在の確定申告制度について「わかりにくい」と感じているのだ。
これだけの人が簡素化を望んでいるにもかかわらず、複雑になっている感がある確定申告。一部には「税を搾り取るため、わざと複雑にしている」との声もあるほど。
■憤る人の声は？
確定申告がわかりにくいことに憤りを感じているというHさん（40代・男性）に聞いてみた。
「副業をしているので確定申告をする必要があるのですが、最初の年は何をして良いのかさっぱりわからない。国税庁のWebサイトを見てもまどろっこしい文言ばかりで、意味不明。
税務署の相談コーナーに行ってみると、ありえない行列。3時間立ちっぱなしで待ったのに『源泉徴収票と印鑑がないと申告できない』とバッサリ切られ、帰ることになった。その後また、1時間並びましたよ。
国税庁や税務署のHPにその旨が書いてあれば用意したのに。そもそも税金なんて誰もが払いたくないし、一生懸命働いて手にした金を国が取っていくもの。なんでこちらが手間をかけて申請しないといけないのか、理解できない」
8割ちかくが「わかりやすくしてほしい」と感じている確定申告。納税は国民の義務だからこそ、簡素化する必要があるのではないだろうか。
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（文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
対象：全国20代～60代の確定申告をしたことがある人948名 （有効回答数）
