『ブラタモリ』福井県一乗谷を訪問 戦国大名・朝倉氏の家紋を女性が受け継ぐ習わしが話題に

『ブラタモリ』で、タモリが福井県福井市の一乗谷を歩く。織田信長と覇権を争った戦国大名の家紋が紹介され話題に。

一乗谷

2日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が福井県福井市の一乗谷を訪問。一乗谷には、かつて戦国大名・朝倉義景の城下町があったが、敵対していた織田信長に焼き払われ消滅し、100年の栄華とともに歴史の表舞台から姿を消した。

しかし50年前、消えたはずの町は土の下から姿を現し、常識を覆す新発見が相次いだことから、今や一乗谷は国の特別史跡に指定されている。


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■女性に受け継がれる朝倉氏の家紋

タモリ一行は、戦火によって谷を追われた一乗谷の商人や職人が移り住んだ一乗町を訪れた。一乗谷から移り、それ以降約500年近く店を構えている国島和三郎氏という組頭の家で、代々大切にしている一乗谷との繋がりを示す物を拝見。

一乗谷との繋がりを示す物とは、朝倉氏の家紋「三つ盛木瓜」が入った黒色の留め袖だった。一乗谷が滅亡した後、国島家に朝倉氏の娘が嫁いできたという。それ以来、国島家では代々娘の花嫁衣装に朝倉氏の家紋を付ける習わしが生まれた。

なお、男性は別の国島家の紋を使うという。この伝統にはタモリも「すごいプライドですね」と感心して見せた。

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■誇り高い習わしに「かっこいい」の声

視聴者からは、女性が朝倉氏の家紋を受け継ぐという伝統的な習わしについて、「かっこいい」「誇りを感じる」との声が相次いだ。


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■戦国時代と幕末、どちらの方が好き?

しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,340名を対象に「戦国時代と幕末、どちらが好きか」を調査。

戦国時代が33.1%、幕末が66.9%と幕末の方が好まれていることが分かった。

しかし、戦国時代にも幕末にも、魅力的で有名な偉人は多く存在しているため、長きにわたる歴史を持つ戦国時代は、幕末に比べて「堅苦しい」と感じられるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年1月20日~2016年1月24日
対象:全国20代~60代の男女1,340名

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