人気番組『今日好き』の告白シーンが一曲の歌に　いま大注目の歌手・足立佳奈の魅力に迫る

恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』の告白シーンが一曲に。足立佳奈の新曲『ウタコク』がリリースされる。

2019/02/01 06:30

https://www.youtube.com/watch?v=Ph0wwj7jyh0

『ウタコク』は、『今日好き』のストーリーが流れるソフトバンクとのコラボCM動画にも起用されている。

「『好き』と言えても青春言えなくても青春」という甘酸っぱいコピーが打たれた30秒間の動画を観た彼女の感想。「青春」の言葉でプレイバックする思い出は、どこか感傷的な気持ちになるものだった。

足立：CMは『ウタコク』に沿ってストーリーが展開されているんですが、私はもう高校生ではないので、制服を着た高校生の男の子や女の子たちの恋してる姿を観て、「こんな風に恋してたなあっ」ていう懐かしさがあって、「戻りたいなあ」って思うような動画でした。

もうすぐバレンタインだと思うんですけど、高校生のとき、私がどうしても下手だっていうことで、お兄ちゃんにハートのガトーショコラを作ってもらって、バレンタインの日の朝に好きな子に渡しに行きました。

「美味しいね」ってその場で食べてくれて、私としては「申し訳ないな」と複雑な気持ちもありつつ…（笑）。そしたら、「もしかしたらくれるかもって思ってた」って、その子は本当に手作りのチョコレートをくれたんです。

「あっ、やられたな」って。その男の子に想いは届いてたんですけど、結局何もないまま卒業を迎えてしまいましたけどね。

足立佳奈

足立は12月に自身初のワンマンライブを成功させている。前回のインタビューでは、ライブに対して、わくわくする気持ち、無事に成功させられるかという不安について話してくれていた。

アーティストとしてのキャリアの上で、一つの大きな節目となるライブを終えたとき、彼女はどのような気持ちだったのだろう。

足立：これまでいろんなことを積み重ねてきて、いろんな人と出会って、まずは歌を歌っていて良かったなって思いました。デビュー前から応援してくれていたファンの子も会場に来てくれて。みんなと出会わなければ、今の私はなかったなって。

これからもいろんなことはあると思うけど、自分ひとりじゃなくて、会場にいてくれた人も含めて、みんなで乗り越えてさらに大きなステージに行きたい。もっともっと多くの人とライブという素敵な場で思い出を作れたらなと思いました。

ワンマンライブは足立が高校生活を送った名古屋でも開催。同じ教室で机を並べ、かけがえのない時間を一緒に過ごした友達もライブハウスに駆けつけてくれた。

足立：名古屋はチケットが取りにくかったと思うんですけど、みんなが家族と一緒に来てくれました。「後ろのほうで佳奈の顔が見えなかった」って言いながら、「でも、ファーストライブって場所で、佳奈を見届けられて良かった」とも言ってくれて…。「本当にありがとう」って気持ちになりました。