人気ユーチューバー、チャンネルメンバーシップ導入を報告 「ファンの証明」発言に波紋
人気ユーチューバーが導入した有料の課金制度「チャンネルメンバーシップ」を導入したことで波紋が広がっている。
■「毎月500円は…」「差別化してるじゃん」
そんな中21日、制度を導入した人気ユーチューバー「東海オンエア」のメンバーでリーダーのてつやも、自身のツイッターで新制度導入の報告。
「入らなくても今まで通りの東海オンエアをお楽しみいただけます!」としながらも、「ただ『ファン』の証明ではあります!」と続けた。
さらに、サブチャンネルでは「チャンネルメンバーシップ専用の挨拶を考えようのコーナー」と題して動画を更新している。
これを受けて、ファンからは疑問や嘆きの声が寄せられている。特に小中学生のファンが多いチャンネルということもあり、毎月の支払い金額や支払方法も高いハードルであることがわかる。
「ファンの証明、って…入らないとファンと認めませんっていうこと?」
「今まで通りっていうわりに、『メンバー専用の挨拶』ってすごい差別化してるじゃん」
「限定動画見たいけど、毎月500円近くはイタイよ~しかもカード払い。」
「YouTubeの魅力って無料ってことだったのに…子供に課金を依頼されてる…こういう展開困ります」
■ユーチューバーを規制すべき?
健全に努力を続けるユーチューバーも多数いる中で、一部の危険な悪ふざけ動画や非常識な投稿も問題になっている。よって「有料化より、まず動画の規制をもっと厳しくして」との意見も見られる。
そこで、しらべぇ編集部では全国の20代~60代のユーチューバーを知っている人896名に、「規制するべきかどうか」調査を実施。
結果「そう思う」「どちらかといえばそうだ」と、規制に賛成する割合は52.1%。一方、「あまりそうは思わない」「そう思わない」と答えた人が14.3%で、否定的な考えを持つ人は48.0%。僅差ではあるが「何らかの規制をかけるべき」という意見が多数派となった。
これらの問題を受け、15日に危険な動画などを禁止する規定を明確化し、除外することを発表しているが、多くの未成年者も視聴するYouTube…厳しい規制と無料のみで楽しめる動画を続けてほしいと願う声が多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代~60代のYouTuberを知っている人896名(有効回答数)