コーヒー代から借金の肩代わりまで… 社会人になっても親に小遣いをもらう理由とは

いくつになっても、親子だから…

2019/01/14 18:00

■経済的に厳しいときに親から支援

女性では、40代から一気に増えている。経済的に不安定な立場にいる人は、親から支援を受けることもあるだろう。

「シングルマザーで、自分の給料だけでは厳しい月もある。そんなときには母が察してくれて、いくらかくれることがしばしば。いつまでも頼って申し訳ない気持ちは強いけれど、本当に助かっている」(40代・女性)


病気により働けないときも、親の存在は大きい。

「鬱病で仕事を辞め、しばらく家で休養していた。そこから少しずつ調子が回復してきて、リハビリも兼ねてたまに散歩することに。そのときに父は『コーヒー代』として、毎回500円をくれた。


あのときは働けないから家族がいないと詰んでいたし、そこにお小遣いもくれて感謝の気持ちしかない。これからどんどん、お返しができればと思う」(30代・女性)


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■借金を親が肩代わり

公営ギャンブルが好きな人は、半数近くが社会に出てからも親からお小遣いをもらっている。

社会に出てから親にお小遣いをもらったことがある傾向別グラフ

ギャンブルで使う金を、親にもらうのだろうか。

「私は借金が膨らみすぎて、親に肩代わりしてもらったことがある。借金の理由がパチンコってところが、とことんクズで…。そのときに親に泣かれて以来、ギャンブルは一切やめている。


パチンコ屋の前を通るとウズウズするけれど、これ以上、親に迷惑はかけられない」(30代・男性)


大人になってもピンチのときには、親に頼るときもあるだろう。ただ甘えすぎるのはよくない。バランスが難しいところである。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代有職者の男女795名(有効回答数)

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