コーヒー代から借金の肩代わりまで… 社会人になっても親に小遣いをもらう理由とは
いくつになっても、親子だから…
■経済的に厳しいときに親から支援
女性では、40代から一気に増えている。経済的に不安定な立場にいる人は、親から支援を受けることもあるだろう。
「シングルマザーで、自分の給料だけでは厳しい月もある。そんなときには母が察してくれて、いくらかくれることがしばしば。いつまでも頼って申し訳ない気持ちは強いけれど、本当に助かっている」(40代・女性)
病気により働けないときも、親の存在は大きい。
「鬱病で仕事を辞め、しばらく家で休養していた。そこから少しずつ調子が回復してきて、リハビリも兼ねてたまに散歩することに。そのときに父は『コーヒー代』として、毎回500円をくれた。
あのときは働けないから家族がいないと詰んでいたし、そこにお小遣いもくれて感謝の気持ちしかない。これからどんどん、お返しができればと思う」(30代・女性)
■借金を親が肩代わり
公営ギャンブルが好きな人は、半数近くが社会に出てからも親からお小遣いをもらっている。
ギャンブルで使う金を、親にもらうのだろうか。
「私は借金が膨らみすぎて、親に肩代わりしてもらったことがある。借金の理由がパチンコってところが、とことんクズで…。そのときに親に泣かれて以来、ギャンブルは一切やめている。
パチンコ屋の前を通るとウズウズするけれど、これ以上、親に迷惑はかけられない」(30代・男性)
大人になってもピンチのときには、親に頼るときもあるだろう。ただ甘えすぎるのはよくない。バランスが難しいところである。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代有職者の男女795名(有効回答数)