今どき、携帯・スマホを「持っていない人」の割合は? 20代男性が意外な多さに
ナシで生活するのはとても不便そうではあるが…
今や、なくてはならないもののひとつとなっている携帯電話やスマートフォン。落としたりなくしたりすると、「財布より困る」という人もいるかもしれない。家に固定電話をひかず、携帯のみで生活する家庭も増えている。
一方、こんな時代でも携帯電話を持っていない人は、どれくらい存在するのだろうか。
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■1割が持たない派
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に調査したところ、「携帯・スマホを持っていない」と答えたのは、全体の12.3%。
およそ9割が所持しているという圧倒的な保有率だが、一方でいまだ持たない派も1割を超えている。携帯・スマホを持たない人は、女性では10.3%だが、男性では14.3%とやや多い傾向も判明した。
■20代男性の5人に1人が携帯なし
男女・年代別で切ってみると、携帯非保有者が多い層が見えてきた。
持っていない人の割合がもっとも高いのは、20代男性で20.8%。同世代の女性のおよそ2倍の割合となった。30代男性も15.1%と同世代女性の3倍を超えている。
50代男性も16.3%と全体の2位につけているが、60代のみ女性が男性を上回っている。女性は60代を除いてどの年代でもおしなべて非保有者の割合が低く、携帯・スマホは、女性のほうがより「必需品」と感じているのかもしれない。
■高年収層でも意外と高い携帯ナシ派
2、30代男性で携帯・スマホを持たない人の割合が目立ったのは、年収が影響している可能性もある。そこで、年収別の非保有率を見てみると…
もっとも割合が高かったのは、年収300〜500万円の層で12.6%。国税庁が発表している会社員の平均給与は432万2000円(2017年)なので、低年収層がとりたてて携帯・スマホを持てないというわけではなさそうだ。
また、年収1000万円を超える人でも11.8%が携帯・スマホを保有していない。ビジネスには不便そうだと思われるのだが…。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)