中学生以下を性的対象とする人が理解できる? 若い男性は抵抗感が薄い傾向が判明
女子高生だけでなく、最近は中学生や小学生まで巻き込まれるケースがある援助交際などの性犯罪。中学生以下の子供を性の対象にすることは理解できる?
日本では、18歳未満との性行為を条例で禁止している自治体が多い。とはいえ、セーラー服やスクール水着など、「女子高生」を彷彿とさせるコスチュームなどは、AVや風俗産業において人気コンテンツになっているのも現実だ。
女子高生は「JK」と略され、違法な援助交際の温床ともなっている。また、通学中に痴漢行為の被害に遭った経験者も少なくないだろう。さらに昨今は「JC」と略される女子中学生までがそうした事件に巻き込まれるケースも。
欧米では「児童ポルノ」として日本以上に厳しく取り締まられる、未成年との性行為。中学生以下の子供を性の対象とする人たちに対して、世間はどのような印象を持っているのだろうか。
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■6割が「理解できない」
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、「中学生以下の子供を性の対象とする人が理解できない」と答えた人は、全体の61.7%。
男性では54.1%と5割をやや上回る程度なのに対して、女性では69.4%と、女性の嫌悪感がとくに強いことがわかる。
■20〜30代男性では5割を切る
さらに、男女・年代別でくわしく見てみよう。
女性では、20代では60.0%とやや低いが、30代以上ではすべて7割前後で推移。ところが男性では、年齢が上がるほどに拒否感が強くなっているものの、2、30代では5割を下回り、30代男性では44.6%にとどまっている。
■子供がいる人は拒否感が強い
未成年者が性犯罪に巻き込まれる風潮は、親であればとくに心配に思うのではないだろうか。そこで、今回の調査結果を子供の有無別で分析してみたところ…
全体では54.1%にとどまった男性も、父親になると62.5%に上昇。一方で、子供のいない男性は47.8%と5割を下回る。女性も、子供がいる人は72.9%と高く、親世代の懸念が浮き彫りとなる結果となった。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国の20〜60代の男女計1,664名(有効回答数)