東京五輪の聖火リレー、瞬間移動計画に驚愕 「イリュージョンなの?」「消すってダメだろ」

2020年に開催される東京五輪。東京都は「聖火リレー」の都内のルート案を明かし、物議を醸している。

2018/12/18 07:30

聖火リレー
(Chris Ryan/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

現在、予算も気候もボランティアの人材も…不安材料が溢れている2020年に開催される東京五輪。そんな中、東京都が明かした「聖火リレー」の素案が物議を醸している。


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■予算・ボランティア・猛暑…

当初7000億と言われていた予算も、どんどん膨れ上がり3兆円へ。必要不可欠なボランティアの人材だが、金銭の代わりにやりがいを報酬として与える印象が強かったため、「ブラックボランティア」「やりがい搾取」と言われた。

その後、経済団体に対し「ボランティア休暇」の制度を設けてほしいと要請したことから、「ボランティアというより強要されている感じ」とも。

今年、日本を襲った連日の猛暑に、2020年の大会に懸念の声が挙がっていたことを受け、熱中症リスク軽減のため「朝5時半開始」と報道。この時は「選手大丈夫?」「何時起きだよ」と心配する声が続出していた。

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■東京都内で聖火の「瞬間移動」

東京都は17日、東京五輪の聖火リレーにおいて、都内のルートを選ぶ実行委員会を開いた。

聖火リレーは、3月26日に福島県を出発して、全国をまわる。開催地の東京都内では、全62市区町村を回る方針だが、都内をまわる期間は7月10日から開会式のある24日までの15日間の予定。

都内は多くの離島があることから、都心から離れた場所への聖火の受け渡しは手渡しではなく、本土側で消すと同時に島側で点火する…つまり「瞬間移動」を行う方向で検討していることを明かした。

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■「イリュージョンなの?」「離島まわってくださいよ」