松本人志、「勉強不足」と暴言問題ばっさり 上沼恵美子とのM-1挑戦ほのめかす発言も
M-1の後に起きたとろサーモン久保田と暴言問題を松本人志が斬る。さらに上沼恵美子がなぜ審査員をか語る場面も。
2018/12/09 13:10
9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、M-1グランプリ2018にまつわる暴言問題が取り上げられた。
■2018年M-1王者は『霜降り明星』
結成15年以内のコンビで闘うM-1グランプリ。4640組がエントリーし、決勝は『和牛』『ジャルジャル』『霜降り明星』の3組が争った。和牛の3年連続決勝敗退も話題になるが、制したのは平成生まれでM-1史上最年少コンビ『霜降り明星』だった。
1年間が詰まった最後の単独。毎月毎月夜中まで2人でネタづくり地獄でしんどかったけど
お客さんみんなと一緒に作ったネタが日本一になりました。ありがとう
出待ちはでれないので風邪ひかないようにお帰りください。ほんま1年ありがとう! pic.twitter.com/oX7xrs4g7j— 霜降り明星 せいや (@simofuriseiyam) December 8, 2018
M-1グランプリ優勝させて頂きました!
14代目ひょうきん者です
ありがとうございました— 粗品(霜降り明星) (@soshina3) December 3, 2018
だが終了後の打ち上げで、とろサーモン久保田とスーパーマラドーナ武智が酒の勢いでインスタ動画で上沼恵美子に対して暴言を吐いて大炎上。翌日、そのことを知らずに上沼はM-1審査員を引退宣言をした。久保田と武智は謝罪、吉本興業からも謝罪があった。
この度は私の不徳の致すところで、上沼恵美子さまに失礼極まりない言動をしてしまい申し訳ございませんでした。今後は二度とこのような事がないよう深く反省しお詫び申し上げます。
— とろサーモン 久保田かずのぶ (@kubotakazunobu) December 3, 2018
昨日の僕の醜態について、上沼恵美子さん、 M-1に携わる方々、すべての方々にお詫びしたいです。申し訳ございませんでした。
— スーパーマラドーナ 武智 (@hikinikugeinin) December 3, 2018
■松本人志、とろサーモンの暴言を語る
松本が久保田・武智の暴言問題についてコメントを求められると、
「一番言いたいのは、エンディングで俺泣いてねえしってことです。論点はここです。泣きそうやと言っただけなのに『松本泣いた』って。泣いたやつは泣きそうやって言わないですからね」
東野が「泣く寸前だったってわけですね。でも、そこじゃねえし」と突っ込むと、今度は真摯なコメントを寄せる。
「問題の動画は観てませんが、否が応でも耳には入ってきます。簡単に言うと、ハロウィンで騒いでた若者たちと変わらないことを彼らはやってるんですよ。ただまあ、違うのは、彼らは40のおっさんだし。上沼さんは軽トラじゃねえし」
笑いを誘いながらも、皮肉で刺す。
■松本が「勉強不足」とばっさり
RAG FAIR土屋礼央が「芸人さんは上に向かって歯向かっていって入れ替わってきたのがあると思う。確かに言葉は悪いし、人として良くない。でも、コメントが言えなくなるのでは」と疑問をぶつける。松本がこれを受けて、
「僕も生放送で審査員に楯突いたことはある。僕はお酒に任せていったことはないし、本人に直接言ってきたし、その審査員はお笑いに全く関係ないのにすごく偉そうに言ったんでキレちゃった」
自身が審査員に対して噛み付いた時と、今回の暴言問題との違いを明確にする。その上で、松本は「彼らは勉強不足」だと指摘する。上沼の今までの功績はもちろんとして、
「吉本興行主催のM-1において、吉本ではない芸人で、女性目線で、自分より先輩で尊敬できて、あのポジションに座れるのは上沼さんしか居ない」
と熱弁。
ただそれとは別に「現役で漫才をしていない自分を含む審査員に対する鬱憤はわからんでもない」と、気持ちを察する場面もあった。その打開策として、「上沼さんとコンビを組んで優勝を狙うしか無い。どっちもボケを譲らないからガタガタするだけやけど」と笑いを誘う。
上沼恵美子と松本人志のコンビ漫才、見たい!!心から見たい!#ワイドナショー
— ルッツ (@sp_q7) December 9, 2018