飲食店などを予約バックレしたことがある人の割合は? 「ドタキャンさえきつい」の声も
ネットで予約が、手軽になったのはいいけれど…
■多くの人はきちんとキャンセルしている
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「店などの利用について」の調査を実施した。
「予約しているのに行かなかったことがある」と答えた人は、全体で16.8%とわずか。当たり前だが、予約をきちんと管理している人が多い。
■当日キャンセルさえ痛手なのに…
性年代別では、すべての年代で女性よりも男性の割合が高くなっている。
しかし男性が高いといっても2割前後で、男女共に予約はきっちりと守っている人のほうが多いのだ。
「大学時代に居酒屋でバイトしてたけど、当日キャンセルでさえ食材のあつかいに困っていた。仕込みもあるし、来なかったら店側には痛手しかない。
それを見てきたから飲食店を予約したときは、キャンセルや人数の変更はできるだけ早めに連絡するようにしている」(30代・男性)
■予約を入れてつなぎとめる作戦も
店側にとって、予約はメリットも多い。予約を利用して、客をつなぎとめようとするところもある。
「咳がなかなか止まらなかったので病院に行ったら、患者がいなくて暇そうだった。そこで出してもらった薬で咳は止まったけど、その後も『この時期は危険だから、念のために』とか言って予約を入れてきて…。
薬も高くネットで見たらかなりきついものだったので、続けるのも怖い。でも面と向かって断りきれず、予約を無視した。あれは絶対、引き止めているだけ」(20代・男性)
■予約自体が苦手な人も
予約のシステム自体が、嫌いだという男性も見られた。
「予約という概念が、あまり好きではない。ただでさえ仕事では約束ばかりなのだから、プライベートは自由にしたい。定期的にマッサージに行くけど、そこも予約はしない。
ぶらっと入っていっぱいなら、別のところに行く。それくらい気軽でないと、休みなのに予定に追われる感じがするから」(30代・男性)
予約していたのに行かなかった場合、店側から料金を請求されることもある。キャンセル漏れがないか、気をつけておきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)