「どこでもドア」は犯罪の温床だった! 現役弁護士が名作アニメを法的に検証

『月曜から夜ふかし』にて、「アニメコンプライアンスチェック」なる調査が行われた。

■企画の基本姿勢は評価できる

さらに菊地氏は一昨年大ヒットした映画『君の名は。』(新海誠監督/2016年)についても、劇中に登場する「口噛み酒」に未成年禁酒法や酒税法の関与を疑い、『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督/2001年)で千の両親が停めた乗用車の駐車位置についても法的な考察を述べていった。

菊地氏の論は次第にやっつけ度を増していき、最終的には「『ど根性ガエル』のひろしが頭にかけているサングラスは校則違反の可能性がある」、「『ルパン三世』の」ルパンは常習累犯窃盗」と、専門家でなくとも指摘できるレベルに達した。


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■『夜ふかし』らしさが炸裂

このように、実益のない不毛な調査を学術的に行う姿勢は、非常に『夜ふかし』らしいやり方だ。こういった試みは、専門性が上がれば上がるほど、不毛であればあるほどに面白さも増す。

現状では、制作側の「面白半分」な態度が透けてしまっているのが残念なところ。願わくば、どこまで本気なのかわからないくらいの熱量で番組制作に当たってもらいたいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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