30代は「自動車に轢かれた経験」が2割超え 男性のほうが事故率が高い傾向も
重大な事故にもなりかねない車との接触。約1割が経験していることが判明!
2018/10/25 12:00
■2割弱が轢かれた経験あり
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,363名を対象に、調査したところ、自動車に轢かれたことがあると回答したのは、全体の15.4%。
自動車事故の危険性を考えると、決して少ない数字とはいえないだろう。
■30代に何があったのか
さらに、この車に轢かれた経験者を男女年代別にみると、その実態がみえてきた。
高齢者の交通事故を危険視する声が高く、歳を重ねるごとに経験者も増えるのか…と思いきや、意表を突かれ、20・30代の若い世代の経験率が目立つ結果に。
もっとも割合が高かったのは30代で、男性21.1%、女性20.0%と男女ともに2割代に及んだ。およそ4人に1人が、車と接触した経験があると考えると少し心配な数字である。
また、全体的に女性に比べて、男性の方が経験者の割合が高く、60代を除いて平均を上回っている。
■働き盛りの男性は経験者が多いのか
さらに、この「車に轢かれた経験者」を職業別に見ていくと、最も高いのは経営者・会社役員で25.0%。
その後、公務員、自由業、会社員と続いた。 一般的に男性は外に働きに出る機会が多く、ほぼ毎日、通勤を経験することになる。その通勤時間に車に轢かれた経験があるという見方も。
事故の多くは夕方の帰宅時間が多いといわれている。命あっての物種…仕事を終え家路を急ぐ気持ちはわかるが、事故にあってしまっては本末転倒だ。
自動車を運転する人も、それ以外の手段で移動している人も、心に余裕を持って生活することが大切といえるだろう。
・合わせて読みたい→「いい年して恥ずかしいから…」 自撮り未経験の人たちの理由とは
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)