見た目が完全にアレ… 「トナカイにぎり」を出すフィンランドの寿司店『HIMO』がスゴい
まさかのトナカイにぎり
■肉がウマいので悪くない
気を取り直して食べてみると、トナカイの肉自体はあっさりしていて非常に美味。馬肉の赤身をちょっとワイルドにしたような味である。ただ、やっぱりご飯がぎちぎちなので、マズくはないものの寿司としての完成度は低いと感じた。
あくまで日本人向けにする場合の改善点をあげるとしたら、シャリの握り方のほかには醤油が普通の醤油なので、肉のワイルドさを緩和するため九州の甘露醤油にしたり、薬味をショウガにすればよりウマくなると思う。
■さらに味を良くしてほしい
余談だが、焼きそばを注文したらなぜかパクチーが大量にふりかけられていてライムが添えられていたところに、やっぱりな…と思った。
寿司店としてはいまいちだが、現地在住の日本人いわく、フィンランド人には非常に好評なレストランとのことだったので、日本食の味をさらに高めてほしいと願うばかりである。
■世界の庶民派寿司しらべぇ「ランク別店舗一覧」
【日本の同価格帯の店と同レベルかそれ以上に美味】
・イギリス『あたりや』(10ユーロの丼が最高)
・韓国『すし孝』(韓国の寿司王が握る韓国最高級の寿司)
・アメリカ『KURA Revolving Sushi Bar』(くら寿司のアメリカ版)
【日本の店よりは味・価格のいずれかが劣るが悪くない】
・フィンランド『Freija Kissakahvila』(猫カフェ)
・フィンランド『HIMO』(トナカイにぎりが名物)
・インド『SUSHIYA』(野菜ロールがおススメ)
・ドイツ『Japan Sushi gourmet』(1貫1ユーロ均一寿司)
・ドバイ『SUSHI COUNTER』(ドバイ庶民派寿司ではトップクラス)
・ドバイ『Manga Sushi』(アラブのJKが接客?)
【マズくていいから寿司を食べたいとき以外はやめたほうがいい店】
・中国『万歳寿司』(ドリアンロールが激マズ)
・アメリカ『WHOLE FOODS MARKET』(名前が不謹慎なスーパーのにぎり)
・イギリス『うまい寿司』(名前に反してウマくない)
・カタール『飲茶』(得体の知れない魚卵を使用)
・フィンランド『大中華』(チャーハンはウマい)
【食べると体内の危険信号が真っ赤に点滅する店】
・アメリカ『サンアントニオナンバーワンの寿司』(ネタの鮮度がとにかくヤバい)
・フィンランド『スーパーのフランス産冷凍寿司』(とてつもないマズさに1口で吐く)
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)