見た目が完全にアレ… 「トナカイにぎり」を出すフィンランドの寿司店『HIMO』がスゴい

まさかのトナカイにぎり

2018/10/21 19:00

■肉がウマいので悪くない

気を取り直して食べてみると、トナカイの肉自体はあっさりしていて非常に美味。馬肉の赤身をちょっとワイルドにしたような味である。ただ、やっぱりご飯がぎちぎちなので、マズくはないものの寿司としての完成度は低いと感じた。

あくまで日本人向けにする場合の改善点をあげるとしたら、シャリの握り方のほかには醤油が普通の醤油なので、肉のワイルドさを緩和するため九州の甘露醤油にしたり、薬味をショウガにすればよりウマくなると思う。


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■さらに味を良くしてほしい

余談だが、焼きそばを注文したらなぜかパクチーが大量にふりかけられていてライムが添えられていたところに、やっぱりな…と思った。

寿司店としてはいまいちだが、現地在住の日本人いわく、フィンランド人には非常に好評なレストランとのことだったので、日本食の味をさらに高めてほしいと願うばかりである。


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■世界の庶民派寿司しらべぇ「ランク別店舗一覧」

【日本の同価格帯の店と同レベルかそれ以上に美味】

・イギリス『あたりや』(10ユーロの丼が最高)

・韓国『すし孝』(韓国の寿司王が握る韓国最高級の寿司)

・アメリカ『KURA Revolving Sushi Bar』(くら寿司のアメリカ版)

【日本の店よりは味・価格のいずれかが劣るが悪くない】

・フィンランドFreija Kissakahvila』(猫カフェ)

・フィンランド『HIMO』(トナカイにぎりが名物)

・インド『SUSHIYA』(野菜ロールがおススメ)

・ドイツ『Japan Sushi gourmet』(1貫1ユーロ均一寿司)

・ドバイ『SUSHI COUNTER』(ドバイ庶民派寿司ではトップクラス)

・ドバイ『Manga Sushi』(アラブのJKが接客?)

【マズくていいから寿司を食べたいとき以外はやめたほうがいい店】

・中国『万歳寿司』(ドリアンロールが激マズ)

・アメリカ『WHOLE FOODS MARKET』(名前が不謹慎なスーパーのにぎり)

・イギリス『うまい寿司』(名前に反してウマくない)

・カタール『飲茶』(得体の知れない魚卵を使用)

・フィンランド『大中華』(チャーハンはウマい)

【食べると体内の危険信号が真っ赤に点滅する店】

・アメリカ『サンアントニオナンバーワンの寿司』(ネタの鮮度がとにかくヤバい)

・フィンランド『スーパーのフランス産冷凍寿司』(とてつもないマズさに1口で吐く)

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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