南青山・児童相談所の建設に抗議殺到 港区民の主張が「酷い」「プライドの塊」

南青山の一等地に「児童相談所」は場違い? 住民への説明会の様子が物議を醸している

■生活に困窮する人々に、青山の高物価は酷

また、南青山と言えばブランドショップなどの高級店が立ち並び、物価が高いことでも知られている地域。そのことから、「DV被害などで保護を受ける人々が暮らす土地として適さないのではないか?」との心配の声も寄せられた。

《説明会で寄せられた住民たちの声》

「(青山は)ネギ1つ買うにも紀伊国屋に行くような状況で、DVなどで保護される方々はすごく生活に困窮されている方だと聞いていますので…そういう方たちが生活するのにふさわしい場所なのかというのも疑問に感じる」


「この(青山)周辺のランチ単価知ってますか? 1,600円ぐらいするランチ単価のところで、なんで親がここで…施設に子供連れてくるんですか」


担当者は「港区の中に逆に福祉施設があることで、さらに港区の子供を守っていきたい、家族を大事にしたい」と話していた。


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■「プライドの塊」抗議内容に騒然

「港区特有」とも言うべき抗議の内容に、インターネット上は騒然。「酷すぎる」といった批判の声も相次いでいる。

https://twitter.com/funa_sako/status/1051979085272965120

https://twitter.com/kombmoi/status/1051977045641588738

「建設に反対する理由が情けない」といった声が、多くの反響を得ている。


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■住民たちの発言こそが「港区の価値を下げている」

また、困っている人たちに手を差し伸べるよりも、南青山のブランド価値に固執する発言こそが「港区の価値を下げている」と批判する声も目立つ。

https://twitter.com/NAMAE72302348/status/1051982399066660865

https://twitter.com/kotaro308/status/1052070198658793472

「そんなプライドで守られている港区の価値って一体…」と、問いかけるような声も。多くの人が憧れを抱く街だからこそ、オシャレなだけでなく、人に手を差し伸べてくれる温かく寛容な場所でもあってほしい。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

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