徳永有美が新キャスター就任の『報ステ』 視聴者の評価は厳しいものに
10月1日からリニューアルの『報道ステーション』。視聴者は番組をどう思っている?
■評価が分かれる
久米宏が長年出演した『ニュースステーション』の後継番組として2004年にスタートした『報道ステーション』。初代キャスターの古舘伊知郎は12年間出演し、2016年からテレビ朝日の富川悠太アナが古舘の後を引き継いで、現在に至る。
同番組の評価は分かれており、「欠かさず見る」ファンも存在するが、ネット上には「思想が偏っている」など批判的な声もあり、強烈なアンチも多い。
■『報ステ』は好き?
しらべぇ編集部では全国の20代~60代の『報道ステーション』を見たことがある人1,170名に、番組についての意識調査を実施。
結果、「番組が好きだ」と答えた人は34.4%。残念ながら6割は、「嫌い」または「興味がない」と感じている。
■60代から高い支持
では、『報ステ』が好きな人にはどのような傾向があるのか。性年代別に見ると、興味深いデータが。
60代男性の割合が高く、唯一の半数超えで50.8%。また、女性も47.3%となっており、高年齢層の支持が高いのだ。一方、30代男性は23.1%、女性24.1%と好きな人がかなり少ない。理由は不明だが、30代は『報ステ』に厳しい意見を持っている。
『報道ステーション』を好んで見ている人は、中高年以上が多そうだ。
■視聴者の意見は?
好き、嫌い、それぞれに意見を聞いてみた。
<好きな人>
「一日の終わり頃にその日発生したニュースをまとめて見ることができるので、つい見てしまいます。色々言われていることは知っていますが、政権に批判的な番組も必要だと思う。
スポーツコーナーの『熱盛』も楽しいし、好き。徳永有美アナにも頑張ってもらいたい」(60代・男性)
<好きではない人>
「中立な立場で比較し検証するのがテレビの役割だが、コメンテーターを中心に政府批判を繰り返すことが多すぎる。政府側に立って物事を検証することことが極めて少ない。リニューアルをきっかけに、変わってくれればいいのだけど…」(30代・男性)
「好きではない人」が多いことが判明した『報道ステーション』。リニューアルでどのような変化を見せるのか注目したい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の『報道ステーション』を見たことがある人1,170名 (有効回答数)