小学生対象の「婚育」プロジェクトに非難殺到 「性教育もロクにせずに結婚式って…」
小学生に「結婚式とは」を教えてる、婚育イベントが開催。このプロジェクト自体に批判が相次いている
■「時代遅れな儀式」
8月には、ヴィクトリアガーデン恵比寿迎賓館で開かれたが、参加した小学生は「結婚式は感謝する日と知ることができた」との感想。また、一緒に参加した親も「子供と素敵な時間を過ごせた」と喜ぶ人もいるという。
当初から「小学生から結婚式を身近にしてもらう」という企画は「強制的」「洗脳しないで」など、「結婚式自体が時代遅れな儀式」とたくさんの非難を浴びていた。
■「性教育もロクにせずに」「子供への営業」
4日、今年の報告と来年に向けて前向きな姿勢が報道されると、またネット上では「体験しておくのもいいんじゃない?」「まるで呪い」など賛否両論の意見が飛び交った。中には、世界でも日本は遅れていると言われている性教育を出す意見もいくつか見られた。
「あなたは将来、式場で結婚式を挙げたくな~る~…まるで呪いだね」
「どこまで伝えているのだろう…ちゃんと結婚式費用とかも伝えてる?」
「性教育もロクにせずに、結婚式挙げよう!って…色々違いませんか?」
「結婚式場離れをさせないための、子供への営業活動、アホらし」
企業側は、「あくまでも結婚式に触れてもらうきっかけとしての場を作りたいだけ」とのことだが、結婚そのものに対しての選択や、結婚=結婚式という概念もなくなっている昨今。
「興味があれば、自分でリサーチする。余計なことをしなくていいのでは?」という意見が多く見られた。なにかを伝えるということは難しい。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)