台風の中で出動した警備員が行方不明　浮かび上がる憶測に「つらすぎる」と悲痛の声

30日夜、滋賀県甲賀市の工場に出動した警備員の男性が行方不明になるという事件があった。現場は、台風24号の影響で大荒れだったことから、「川に転落したのでは」との憶測が立っている。

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■「近くの川に転落したかも」

30日午後10時10分ごろ、同市の製薬会社「大原薬品工業」神（かみ）工場で「現場に向かった警備員から連絡がなく、近くの川に転落したかもしれない」と、警備会社の関係者から110番通報があったという。

警備員は同県在住の男性（46）。30日午後7時15分ごろ、同工場で警報機が鳴ったため男性が出動したが、同僚へ到着の連絡がなく、行方が分からなくなったそうだ。工場の敷地内には、この男性の車が停車してあった。

工場の近くを流れる大原川は当時、台風24号の影響で増水していたことから、警察は男性が川に転落した可能性があるとみて行方を捜索しているとのこと。

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■「本当にかわいそう」と悲痛の声

増水した川に落ちたという無残な憶測を受け、ネットでは「本当にかわいそう」「つらすぎる」と悲痛の声が相次いでいる。

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■「適切な危機管理を求む」

また、自然災害のような非常事態に出動したという事実を受け、ネットでは「危機管理しっかり」と警備会社側に苦言を呈すようなコメントも多くみられた。

いずれにせよ真実は未だわかっていないが、ネットのコメントにある通り、大型台風の最中の出動はかなりの危険が伴うことは事実だ。

真相究明を願うとともに、いち早く男性が発見されるよう祈りたい。