あれほど子供の頃に注意されたのに… 食事前に手を洗わないのはどんな人?
食事前の常識じゃないの…
幼稚園から小学校にかけて、「食事の前には必ず手洗いをする」と教えられる。しかし、これほど重要と言われてきたのに、大人になってからは手洗いをサボる人が多いのも事実だ。
■4人に1人が食事前に手洗いせず
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「手洗いについて」の調査を実施した。
「食事前に手を洗う習慣がない」と答えた人は全体で24.4%と、約4人に1人もいることが判明。子供の頃から口酸っぱく教えられても、大人になると忘れてしまうのだ。
「小学校のときには毎日必ず、給食前には手を洗っていたはずなのに…。今は会社の昼休憩でも、手を洗わずにお弁当を食べている。私だけじゃなく、他の人たちも洗っていない。
いつから、洗わなくなったんだろう?」(30代・女性)
■手づかみでなくても手洗いって必要なの
そもそも食事前の手洗いが必要があるのか、疑問を持っている人もいる。
「サンドイッチなど手づかみで食べるものはわかるけど、箸やフォークで食べる場合は別に汚くなさそうに思う。トイレの後には、手を洗っているし…」(30代・男性)
しかし感染症予防には手洗いが欠かせない。
「ノロウイルスとかの感染症対策は、やっぱり手洗いが大切。手を洗ったところで運が悪ければ感染するけれど、リスクは減らすべき。
感染症にかかったら、自分だけでなく会社の人や家族も巻き込むことになる。私は接客の仕事をしているので、人一倍気をつけているつもり」(40代・女性)
■親も手洗いしない派なので…
育った家庭環境も、大きく影響している。
「うちは実家からして、食事前に手を洗う習慣がなかったように思う。親がそんなズボラだから、僕もそれが普通の感覚だと思って育ってきた。だからいまさら、変えられなくて…。
テレビで『ノロウイルスが流行している』なんてニュースを観たときだけ怖いから洗うけど、しばらくしたらやめてしまう」(20代・男性)
結婚してから、手洗いが習慣になった人も。
「僕も独身の頃は食事前に手を洗う習慣がなかったけど、妻が口うるさく注意してくれたおかげで矯正できた。今では洗わないと、気持ち悪いくらい」(30代・女性)
長年身についた習慣を変えるのは難しいが、やはり食事前に手洗いはしたほうがいいだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)