踏切で列車と接触した女児が死亡 「あるべきもの」がなかった事故現場に衝撃
踏切で女児が列車と接触し、死亡する事故が発生。衝撃が広がっている
遮断機のない踏切で、小学生くらいとみられる女児が、列車と接触して死亡する事故が発生。痛ましい死亡事故の報道に、インターネット上には衝撃と、悲しみの声が広がっている。
■列車と接触し、女児死亡
報道によると、事故が発生したのは広島県福山市神辺町のJR福塩線の踏切。27日午後3時40分頃、福山駅から府中駅方面へ向かっていた下り列車が、踏切を渡っていた女児をはねた。
消防が現場に到着したときには、女児はすでに死亡していたという。また、踏切には女児のものとみられる自転車も倒れていた。
事故が発生した踏切には遮断機がなく、1年前にもバイクに乗っていた男性が死亡する事故があったという。
■衝撃と悲しみの声が広がる
報道を受けて、インターネット上は騒然。小さな命が失われたことに、衝撃と悲しみの声が広がっている。
・急いで自転車で走ってて、その勢いのまま行っちゃえ! って思ったけど電車が思ったより速かったのかな。歩きだったら電車の音で距離感わかっただろうに、やりきれない
・小さな命が消えるととても悲しいです。言葉にならない
・何年生の子だからわからないけど、そんなに急いでいたのかな? 親御さんの気持ちを思うと胸が痛みます
・前にも事故があったのに、遮断機は作られないのか…イマイチ状況が分からないけど、悲しいね
「大丈夫だろう」と急いで自転車で踏切を渡った女児の姿を想像し、「言葉にならない」といった声が目立つ。
■「一刻も早く遮断機を」
今回のような悲惨な死亡事故が二度と起こらないよう、「一刻も早い遮断器の設置」を求める声が相次いでいる。
・遮断機がない踏切があることに驚いた。危険過ぎる
・口うるさく言って子供が言う事をきけば苦労しないし、問題はそこじゃないよね。過去に事故が起きているにも関わらず警報器も無いなんて安全対策に問題あり過ぎ
・もう二度と同じような事故が起こらないように、一刻も早く遮断機を付けるべき。この事故は防げた事故。女の子が気の毒でならない
・まだまだ遮断機が無い踏切があるとは…ちゃんと着けてやりなよ
また、以前にも死亡事故が発生しているのに、いまだに遮断機が設置されていないことに疑問を呈する声も。亡くなった女児の冥福を祈るとともに、踏切の安全対策が進められることを切に願う。
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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ)