27年前に中山忍をアイドル引退に追い込んだ清水アキラ、全面的に謝罪

『梅沢富美男のズバッと聞きます!』に、女優の中山忍が出演した。

19日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ・関西テレビ系)に、女優の中山忍が出演。アイドル時代の知られざる苦悩について語った。


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■「美穂の妹」でしかなかったアイドル時代

(画像提供:『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(C)フジテレビ)

中山は1988年、15歳でアイドルとしてデビュー。当時絶大な人気を誇っていた中山美穂の実妹として注目されるも、偉大すぎる姉のネームバリューが次第に重荷になっていったという。

「美穂の妹」としてしか扱わないメディアに嫌気がさし、その意向をくむ形で事務所も「姉の話題はNG」との方針を打ち出した。

実際に姉の七光りで表舞台に出られていた側面もあったが、年齢的にそれを受け入れるのが困難だったであろうことは容易に推測できる。

また逆に言えば、その条件を飲んででも中山を使いたいと考えた番組が多かったということも言える。中山は事務所による台本チェックを経て、姉の話題に触れない番組を選んで出演していた。

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■アイドル引退の真相

しかし1991年9月、事件は起こった。バラエティ番組『ものまね珍坊』(フジテレビ系)に中山がゲスト出演したときのことだ。

登場するやいなや、MCを務めるものまね四天王(コロッケ、清水アキラ、ビジーフォー、栗田貫一)から質問攻めに遭う。清水が「お姉さんいるの? 中山……?」といきなりタブーに触れ、「……美穂です」と返した中山は表情を曇らせる。

さらに、ものまね番組ということもあり「ものまねできません?」と振られる中山。苦笑いを浮かべつつ「できない……」とつぶやくも、「たとえばお姉さんとか」と姉のものまねを促されてしまう。

仕方なく姉のものまねを披露した中山だったが、当時を振り返り「妹って言われることも嫌だった時代に、しかもものまねやれって言われて。やるまで許してもらえない雰囲気だった」と語る。

この出来事に深く傷ついた中山はバラエティ番組に恐怖を感じるようになり、アイドルとしての活動から退く決意をすることとなる。以後、姉の名前と関係なく実力で勝負できる女優の道を選び、成功を収めているのは周知の通りだ。

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■中山と清水、27年ぶり対面