自分の子供は何人いるのが理想的? 20代男性はなぜか「子だくさん派」が突出
子供を持つか持たないか、何人にするか。さまざまな価値観がある中でそれぞれの理想を探った。
厚生労働省の発表によれば、2017年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の数に相当)は、前年より0.01ポイント低い1.43。2年連続の低下となり、少子化に歯止めがかかっていない状況が明らかとなった。
出産可能な人口が減少していることに加え、待機児童問題や、男性の育児休暇取得が進まないなど、子育てに不安を覚える人が多いのは想像に難くない。
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■子供は何人が理想?
では、「理想」としては何人くらいの子供を持ちたいと考えられているのだろうか。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,358名を対象に調査を実施した。
もっとも多かった回答は「2人」で、男女とも4割を超えた。ただし、男性では「3人」「4人以上」といった回答も少なくないのに対して、人数が増えるほど男女の差が開き、女性は「0人」が2割を超えて全体の2位となっている。
出産や育児の負担が女性に多くのしかかる状況に対して、抵抗感を覚えている状況も伺える。
■20代男性は3割が「4人以上欲しい」
全体では少数派だった「4人以上」という回答だが、じつは男女や世代によって大きな差があることも明らかとなった。
20代男性では、「4人以上派」が3割に迫り、30代、40代でも少なくない。ところが女性は、30代で14.9%と多くなっているものの、40代以降では極端に減少している。子育てや教育にまつわる苦労を身にしみて感じてきた結果かもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)