副院長へ怒りの声も 『グッド・ドクター』移植必要な妹と姉の想いに涙腺崩壊

山﨑賢人演じる新堂湊がチームで活躍し始める中、小児外科の廃止が可決され…

山﨑賢人演じる主人公・新堂湊や病気に向き合う子供たちの姿に、毎回泣いてしまう人が大量発生している『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。

6日夜10時より、第9話が15分拡大SPで放送された。


画像をもっと見る

■移植しないと助からない…

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

副院長・猪口隆之介(板尾創路)が画策し、理事長・東郷美智(中村ゆり)が苦渋の選択をした、病院を高齢者向け療養施設にする改革案が理事会で可決され、小児外科と産婦人科の年内廃止が決定された。

担当する患者・森下伊代(松風理咲)が倒れ、湊は瀬戸夏美(上野樹里)と共に伊代の姉・汐里(松井愛莉)に小腸の移植が必要な状態だと病状を説明する。両親を亡くし、唯一の家族である汐里はドナーになると申し出ると共に、伊代には自分から説明したいと頼む。

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

高山誠司(藤木直人)は脳神経外科の盛岡豊(東根作寿英)から、患者の滝川亮平(萩原利久)について相談を受ける。亮平はバスケの練習中に頭を強打したことから、水頭症を発症していた。

通常なら脳内に溜まった脳脊髄液を腹腔に流す手術を行なうのだが、亮平は腹膜炎の既往のため、この方法が取れない。さらに頭を打った際に腰髄も損傷したため、水頭症が改善されても歩行は困難なのだが、両親の希望でまだ本人には伝えられていないという。

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

亮平が小児外科病棟に移り仲良くなった伊代は、「退院できたら、バスケの試合を見に行く」と約束し合う。そんな中、伊代は移植が必要なこと、汐里がドナーになることを知ると「手術なんて、絶対受けないから!」と拒絶。自分では親の代わりは務まらないと落ち込む汐里に、湊は担当医として伊代の説得を引き受ける。

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

高山と夏美は亮平の母・玲香(宮田早苗)に呼ばれ、「こちらの小児外科は年内でなくなると伺ったので」と、ボストンの病院に転院させると告げられる。

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

看護師たちに見送られ、転院のため退院する亮平だったが容体が急変し、緊急手術を行なうことに。粘り強く治療法を探していた夏美のアイデアと、術中の急変に的確に対処した湊と高山の活躍もあり、手術は無事に成功。

しかし、意識を取り戻した亮平は水頭症の手術をしても足が動かないことを確かめ、悲痛な表情を浮かべる。一方、伊代も亮平の病状を知らずに、バスケの試合を見に行くと言った自分を責めて、落ち込んでしまい…。

関連記事:浜崎あゆみの「半端ない」どアップ写真 「リハ前、リハ後」の顔写真が違いすぎ

■副院長の態度に…

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

小児外科を廃止しようと暗躍してきた猪口。思い通りに改革案が可決され、院内を移動している途中で亮平を見かけると、動揺した表情を浮かべる。病状を確認に行くなどの行動から、「もしや父親?」と思った人が多かった通り、亮平は猪口の息子だった。

高山から転院は危険だと言われても「お任せするわけにはいかない」としながら、急変を知らせた高山に「息子をどうか助けてください!」と懇願。

その姿に「ちょっとそれは、調子よすぎるのでは…」といった反発を集めただけでなく、息子を助けてもらったにもかかわらず、小児外科の存続に関しては“それはそれ、これはこれ”的な発言をし、TLには怒りの声が…。

一方で、「副院長も父親だったか」と人間らしさを感じた人や、「これは小児外科存続へ転換するフラグになるのでは?」といった楽観論も。

いずれにせよ、後悔しつつ受け容れるしかないと考えている理事長よりも、理事会の決定を覆すポテンシャルがありそうなのは副院長だと感じている人が多く、最終回の動向に大きな注目を集めそうな人物のひとりだろう。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■姉妹愛に涙腺決壊