きょうだい児の葛藤に共感続出の『グッド・ドクター』 間宮科長推し激増も

障害や病気の兄弟を持つ「きょうだい児」という呼び方の存在を知って、関心を深める人たちも

■きょうだい児の葛藤

(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

病気の子供とその家族がテーマとなった今回、兄・翔太役の池田優斗が繊細な演技でその心情をダイレクトに感じさせ、共感する人や心動かされる人が続出。

障害や病気の兄弟を持つ「きょうだい児」という呼び方があること、そしてその葛藤について考えさせられる内容だった。

病気の子供だけではなく、その家族に光を当てるストーリーに感慨深さを覚える人たちがいる一方、このドラマで初めて「きょうだい児」という言葉を知り、関心を持った人のコメントが多かったのも印象的だ。

酒井若菜
(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

そして「僕がさみしいみたいに、パパもママも、お兄ちゃんも、すごくさみしいと思うんだ」と、家族を思いやる陽翔のいじらしさに泣き、

「僕は健康でも自分のことしか考えない家族より、病気でもお互いを思い合える家族のほうが、うらやましいです」


と翔太に語りかける湊の言葉に、救われた気持ちになる人が続出していた。


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■間宮科長の評価が爆上がり

戸次重幸
(画像提供:(C)フジテレビ『グッド・ドクター』

これまでなかなか「いいところ」がなかった間宮だが、今回は大活躍!

陽翔の手術の難易度に最初は腰が引けていたが、湊の説得――というより励ましフレーバーが混じった「間宮科長ならできます!」力説を聞くうち、小児外科医としての魂に火がつく。湊がテンパってしまった時に、高山の絶妙なアシストはあったが、陽翔の手術を成功させた姿をみんな称賛。しかも、子供の未来を少しでも守るため、あえて難しい方法を選択するなんてカッコよすぎる…。

それでも手術後に気が抜けるとヘロヘロな様子を見せたり、看護師にぶつかって尻餅をついたり、夏美と湊の絶賛をこっそり聞いてニヤけたり…と、キャラを崩さないところにも評価が爆上がり。

とくに「間宮科長ならできます!」に続き、湊から「先生ならできます!」と言われ、ぬわぁ~っとなりながらも、判子をはぁーっとして押して「持ってけ!」言う姿には、湊に負けない勢いで「間宮科長かわいい!」コメントが大量発生し、“間宮科長推し”が激増。

湊の「間宮科長ならできます!」が“魔法の言葉”化するのにも、TLは盛り上がった。


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■ごほうび花火に涙

間宮の「持ってけ!」をもらう湊に至るまで、丸井(松居大悟)、野々村(池岡亮介)、中島(浅香航大)のレジデントたち4人の熱い“嘆願リレー”は、翔太が陽翔のために花火をしたいという願いを叶えようとする“花火リレー”だった。

「小児外科医は子供の命を救うだけじゃないと教わりました。翔太くんと陽翔くんの望みを叶えてあげたいです! がんばってる二人に、ごほうびをあげたいです!」


と言い募る湊に心動かされ、みんなが奮闘したのも素敵だったが、家族4人が揃って花火をする幸せな笑顔に感動。

https://twitter.com/srtkmy/status/1035161210365259776

今回も多くの人が、涙腺を決壊させていた。


次回は湊が担当している伊代が倒れ、伊代の恋のお相手・亮平の容態も深刻な様子。

小児外科と産婦人科の廃止を推し進め、病院経営を意のままにしようとする猪口が、なぜか亮平の病状を気にかける――。

残すところあと2話で、そろそろ「ロス」を懸念する人が増えそうだが、次回第9話と最終回はそれぞれ15分拡大SPで放送されることが決定! 東郷記念病院がどうなるのか、小児外科は存続できるのか、湊の成長と合わせて最後までしっかり見届けたい。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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