先輩が会社中に言いふらし… 性体験のない人が童貞・処女を隠す理由
ネタにされる前に、ネタにしたけれど…
性経験があるかどうかなんて、日常生活にとってはそれほど重要なことではない。しかし特に男性にとっては、気持ちの面で大きな問題になってしまうのも事実である。
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■4割以上が童貞・処女を隠している
しらべぇ編集部では、全国20〜60代童貞・処女の男女203名に「童貞・処女を周囲に伝えている」かどうかの調査を実施した。
「童貞・処女であることを周囲に隠している」と答えた人は、全体で42.9%と半数に迫る高い割合になった。
「言うとネタにされることは、目に見えているから」（20代・男性）
■ネタにするしかないので…
20代では、男性よりも女性のほうが圧倒的に多くなっている。
「処女いじり」という言葉はほとんど聞かれず、むしろ一部の男性には「価値がある」とされることもあるが…。
「別に『経験がある』なんてつくり話をがんばってすることはないけど、そういう会話になったらひたすら聞き役に徹する。
処女には価値があるって考える人もいるだろうけど、私にとってはモテない事実がそこにあるだけ。ものすごく、コンプレックス」（20代・女性）
男性が隠さないのも、ポジティブな気持ちからではない。
「男だらけの飲み会の会話なんて、エロばかり。こんな状況でずっと嘘をつき続けるのも面倒だし、開き直って笑いにするしかない。でもネタにしていても、気にしてはいる。
先輩が会社中に広めるし、僕らには人権がないのかと…」（20代・男性）
■童貞をネタにするのは…
自分は童貞であることを気にしていない人からも、相手の気持ちを考えるべきとの意見が。
「僕はあまり気にしていないけど、これは人によるとしかいいようがない。
容姿やスタイルの欠点を指摘してネタにするのがあまりいいことではないように、人が気にしてそうなことを取り上げるのは悪趣味と感じるけど…」（20代・男性）
そもそも他人からすれば、どうでもいいことのような気もするが…。
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（文／しらべぇ編集部・ニャック）
対象：全国20代～60代童貞・処女の男女203名（有効回答数）
