山田孝之、自殺考えた20代 「10年間楽しくなかった」から「人生超楽しい」のきっかけは
26日放送『ボクらの時代』で山田孝之が語った20代は「楽しくなかった」
■10年間、楽しくなかった
様々なジャンルで活躍するゲストが集い、トークを繰り広げる『ボクらの時代』(フジテレビ系)。26日の放送では、俳優の安藤政信が普段から交流のあるという、斎藤工と山田孝之を選び、話に花を咲かせた。
安藤は、役者という職業について「監督の期待に応えることや、人が作ったセリフを話している」と自由じゃないという感覚に陥ったことがあると話した。
山田は「俳優としての仕事をやればやるほど、架空の人(役)のことを考えているから、自分としての時間がどんどんなくなっていく」と安藤の苦悩に共感しながら、自分自身も20代のころの10年間は「楽しくなかった」と語る。
■ずっと死にたいと…
15歳で上京して気付いたら俳優になっていたという山田だが、活躍しはじめたときは世の中はSNSが普及してきたネットの時代。「芝居ひとつでも、普段の行いの悪さでも批判されたりする。でも自分にはそこしか居場所がないんだと思い込んでいた」と告白。
芝居の楽しさは感じていたようで「俳優として芝居はしたいんだけど、人には見られたくない」と矛盾した状態だったそうだ。かつて、ほかの番組でも閉鎖的だったころの自分を振り返り「人が嫌だった」「ずっと死にたいと思っていました」と語っている。