ほぼ映らない場所の子供からの手紙に驚愕! 『グッド・ドクター』細部までのこだわり
人気ドラマ『グッド・ドクター』の撮影スタジオに、しらべぇドラマ班が潜入
2018/08/16 06:30
今夜10時より、第6話が放送される『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。
物語の舞台で、主人公・新堂湊(山﨑賢人)がレジデントとして働く東郷記念病院の小児外科には、その世界観を表現するさまざまな工夫がされている。撮影現場に潜入したしらべぇドラマ班は、そのほんの一部をチェックしてきた。
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■イラストは子供たちの“夢”の象徴
本ドラマのスタート直前、藤野良太プロデューサーがインタビューで語っていたが、実際の小児外科を取材した中で「“子供に居心地が良い空間をどう作るか”という想いから、設計されている」と感じ、取り入れたのが院内のさまざまなスペースに散りばめられたイラスト。
小さな子供が命の危険にさらされるなど、過酷なストーリーが展開されても、キャストや子供たちの明るく温かな雰囲気が感じられるのは、この優しくポジティブな世界観を持つ絵の力も大きい。
このイラストを描いたのは、『キャラとおたまじゃくし島』(NHK Eテレ)の原作やキャラクター制作も手掛ける門秀彦氏。
小児外科のイラストデザインを担当された
門秀彦さんがスタジオにいらっしゃいました🌻“奇跡”“希望”の象徴
虹を生む鳥✨ママルル✨と子ども達の“夢”の象徴
ママルルの子ども✨タマゴルル✨今夜の第3話で
是非注目して見てみて下さいね🌈#グッドドクター#今夜10時#第3話放送#フジテレビ pic.twitter.com/WRyiFoRY7J— 【公式】6月11日木曜10時から「グッド・ドクター」【最終回】 (@GoodDoctor2018) July 26, 2018
コミュニケーションとしてのアート表現や手話をテーマにした「HAND TALK」をコンセプトに、著書やアートワーク、ライブペインティングなど多彩な活躍を見せるアーティストだ。
門氏は『グッド・ドクター』の脚本を読み、これらのイラストを制作するにあたって、架空の物語を設定したという。
「虹鳥ルルの物語」トンボの羽の様な6枚の羽を持つ虹鳥の「ママルル」は、虹を生む鳥。“奇跡”“希望”の象徴。7匹のタマゴルルは子供たち。タマゴルルは、病棟内の子供の「夢」の象徴。
このタマゴルルには、監督の意向でストーリーに出てくる子供たちの個性を投影しているそう。
例えば、ランドセルを背負う姿に、第1話に登場した将輝(嶺岸煌桜)が「お母さんへの誕生日プレゼント」の絵を大事に入れていたことを思い出す人もいるだろうし、
音楽を楽しむタマゴルルたちに、第5話の倫太朗(斎藤汰鷹)や響(城桧吏)、みんなの合唱シーンを思い浮かべた人もいるのでは?
■ゴミ箱までかわいい
作品の中でさり気なく映り込んでいるのは、イラストだけではない。
もちろんプレイルームには、湊が子供たちと一緒に遊ぶおもちゃがたくさんあるし、
テーブルやイスもかわいい。
廊下に置かれたベンチも、プレイルームのイスと同じデザインで背もたれがカエルやパンダ。
あちこちに置かれているゴミ箱だって、黄色いクマさんが口をアーンしている…。このゴミ箱については、目を引くようでチェックしている人も多いようだ。
小児病棟だから、
ゴミ箱とか
いろいろ
かわいいな。— miki (@idomiki) July 19, 2018
あの熊のゴミ箱かわいいな。 #グッドドクター
— 岸山 のぶろお🐏🍙😈👯♀️ (@noburoo87) July 19, 2018
自販機のゴミ箱の蓋が可愛い❤~( ・∇・) #グッドドクター
— ヤスーダ国民 (@29841RABI) July 19, 2018