隣のおじさんだと思ったのに… 「臭い」と思ったら犯人は自分だった経験
人のせいくらいに思える楽観性も、ときには必要なのかも…。
汗が滴るような暑い日が続くため、消臭対策も念入りにしている人が多いだろう。ただ「これだけしていれば大丈夫」と油断をしていると、自分の臭いに気づかないことも…。そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,498名を対象に調査を実施。
「『なんか臭い』と思ったら、自分が原因だったことがある」と答えた人は、全体で34.8%と約3人に1人はいることが判明。自分の臭いを棚に上げる人は、意外に多いのだ。
■隣のおじさんのせいだと思ったのに
性年代別では、ほとんどの年代で女性よりも男性の割合が高くなっている。
女性のほうが消臭対策を念入りにする人が多いのが、一因にあるのかも。
「電車の中が汗臭かったので、隣の太ったおじさんのせいだと思っていた。でも電車から降りても臭うので、自分で脇の臭いをチェックしたら…。汗をかいては乾くを繰り返し、雑菌が増殖したみたい。『おじさん、疑ってごめんなさい』って感じ」(20代・男性)
■家に帰って自分の足が臭いと気づく
臭いの元が自分とは思わずに、家に帰ってようやく気づいた人も。
「学生の頃に教室にいたら、『なんか臭くない?』って友達が言ってきた。私も臭いと思ってたので『そうだね』と同意していたけど、家に帰って靴を脱いだら同じ臭いが…。
前に素足で履いたのが、いけなかったみたい。友達なんて『自分かも?』ってデオドラントスプレーしまくっていたのに、犯人の私は呑気にそれを見ていただけ。恥ずかしいから、本当のことは言えなかったけど…」(20代・女性)
■サンダルを履いた男性が犯人だと思っていたら…
他の人を犯人と決めつけていたのに、じつは自分の臭いだったパターンもある。
「カラオケに行ったとき、部屋の中が変な臭いがした。その日初めて会った友達の知り合いだという男性がサンダルを履いていたので、きっとこの人の足の臭いだろうと思っていた。
帰りの電車で席に座って下を向いたら、自分のデリケートゾーンから強い臭いが…。暑い夏だったので汗で蒸れて、しかも薄い生地のパンツを履いていたから臭いが外まで広まったみたい。
自分がそこまで臭いのにショックだったし、その人のせいと完全に思っていたのも申し訳なかった」(30代・女性)
臭いを気にしすぎるのも、精神的には良くないことだ。人のせいくらいに思える楽観性も、ときには必要なのかも…。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,498名(有効回答数)