どちらがマシ? よくしゃべるが話が噛み合わない人 vs 人見知り
合わない人との付き合いは、自分の器が試される瞬間なのかも。
おしゃべりな人がみんな、会話上手なわけではない。ひたすら話し続けるが、まったく噛み合わないタイプもいる。ネット上で「アッパー系コミュ障」と呼ばれ、付き合いにくいとされている人たちだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名を対象に調査を実施。「よくしゃべるが話が噛み合わない人より、人見知りのほうがましだと思う」と答えた人は54.4%で、半数以上が人見知りを選んでいるのだ。
■女性が多い理由
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性が多くなっている。
女性はおしゃべりが好きな人が多く、自分が話せないのがつらいのもあるようだ。
「ひたすら自分のことばかり話して、こちらが話すことはほぼスルー。さらに自分が話したいことを言い続けるだけだから、その人には相手なんていらないんじゃないかと思えてくる。独り言で十分な気がするんだけど…」(20代・女性)
■自分が人見知りなので…
若い男性では、よくしゃべるが話が噛み合わない人のほうがいいとの意見も多い。
「人見知りなので、とりあえず話してくれる人がいれば助かる。もし話が噛み合わないのなら、適当に流しておけばいいし」(20代・男性)
しかし男性も年齢を重ねるほどに、人見知りのほうがいいと思うようになる。
「話が噛み合わないだけでなく、ひたすらしゃべって場を台無しにするから大変。軌道修正を試みるけど、すぐに割って入るからどうしようもない。社内だけならまだしも、取引先とかもいる集まりで本領を発揮されたら、こちらが必死に謝るはめに…」(40代・男性)
■個性として受け入れる人も
よくしゃべるが噛み合わない人と一緒にいると、普段よりも疲労感を感じるという女性も。
「噛み合わないながらも話を理解しようと脳ががんばるのか、普通に人と集まるよりも疲労が大きい。さらに周囲に気を遣うから、その疲れもあると思う」(20代・女性)
個性として、受け入れている人もいる。
「世の中には、いろんなタイプの人がいるからこそおもしろい。よくしゃべるのもその人の個性で、噛み合わないのもご愛嬌と思うようにしている。それは、人見知りも変わらない」(30代・男性)
合わない人との付き合いは、自分の器が試される瞬間なのかも。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)