見渡す限り「店長」だらけ! コミケそばのベローチェがすごい
あっちもこっちも店長しかいない「カフェ・ベローチェ」体験!
8月10日から3日間、東京ビッグサイトで開催されているコミックマーケット94(以下、コミケ)。気温に負けないぐらいの熱気で同人誌を買う人々が集まっている。
好きな漫画やアニメ、ゲームの薄い本を買いまくった身も心もひんやりさせたい…そんな願望を叶えてくれるのが、ビッグサイトのそばにある、「カフェ・ベローチェ」だ。
このベローチェ、コミケ期間だけは「店長ベローチェ」と呼ばれているのを知っているだろうか。
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■見渡す限り「店長」だらけ
コミケ初日を満喫した記者も、早速ベローチェ有明店へ。
東京ビッグサイトからりんかい線国際展示場駅へ向かう途中にあるため、一息つくにはもってこいだ。しかし、満員御礼で店から列が溢れるほどの人気ぶり。これはちょっと待ちそう…。
列に着くと、まず「店長」が人数と喫煙禁煙を確認。笑顔を絶やさないが、ふとした瞬間の目が鋭い。少しでも早く入れるように、記者はどちらでも可を選択してみる。
すると、ほとんど待つことなく「あちらの手を挙げている男性のところまでお願いします」と言われ、向かうとやはり「店長」。
たった2分19秒で席につけてしまった。禁煙席を希望した場合はもう少しかかってしまうが、想像以上に早い。店内を見回すと、すれ違う店員全員が「店長」と肩書きが書かれた名札。本当に店長しかいない!
■商品提供までたったの23秒
もちろん注文〜提供も早い。「ご注文をお伺いします」から会計を済ませて商品を受け取るまで、なんと23秒! お金を出している間に、アイスカフェラテが準備済みなのだ。なにこれすごい。
10人以上の「店長」が分担し、それぞれの役割を完璧にこなしているため、ありえない速さでの誘導&提供を実現しているのだ。
席を立とうとすると瞬時に現れて完璧に机を拭いて去っていく「店長」、すごい速さで下げられたコップを処理していく「店長」…。
コミケ参加者の中には、「店長ベローチェに行くのが楽しみ」な人もいるほど。
「店長」たちの完璧な接客を見てみたい人は、コミケ帰りにひと涼みしに寄ってみては。あまりのすごさに感動しちゃうかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)