靴のかかとを踏んで履く大人はありえない? 「子供がやる癖」との指摘も
いい靴も台無しに…
靴べらは、かかと部分を履きやすくするための道具である。そこまで靴のかかとを守る人がいる一方で、たまに踏んで歩いている人もいるから不思議なものだ。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「靴の履き方について」の調査を実施。
「靴のかかとを踏んで履く癖があるほうだ」と答えた人は、全体で6.8%と少数だ。大人になってかかとを踏むのは、かっこ悪いと思っている人が多いのかも。
■子供特有の癖なので…
性年代別では、男女共に20代が一番多い割合になっている。
しかし、多いといっても1割程度で、全体的にはやはり少ないのだ。
「靴を履くのが苦手な子供がする行為なので、大人になってからも続ける人は少なくて当然だと思う」(30代・女性)
■ヤンキーはかかとを踏んでいた
小さい頃にかかとを踏む癖があった人も、年齢が上がると共にやらなくなるようだ。
「確かに子供の頃はかかとを踏んでいて、よく親に怒られた記憶がある。当時は『このほうが脱ぎやすい』って思っていたけど、いつの間にかちゃんと履くようになっていた」(30代・女性)
しかし、ヤンキーと呼ばれる人の間では、かかとを踏むのがかっこいいとの風潮もあった。
「昔のヤンキーがよくやっていたから、同年代くらいの人がしているのを見ると『当時の癖が取れないまま、大人になったんだな』と懐かしく思う」(50代・男性)
■仕事の革靴さえ踏む知人
せっかくお金を出して購入した靴なので、かかとを踏んでしまうのはもったいないとの声もある。
「せっかくおしゃれな靴を履いたとしても、かかとを踏んだら一瞬で台無しになってしまう。たとえスニーカーでもかかとをぺちゃんこにしたら、デザイン性も損なわれるから」(20代・女性)
仕事の革靴さえ、かかとを踏む強者も。
「知り合いに仕事の革靴まで踏む人がいるけど、本当にありえないと思う。どんなにほかをきれいにしていても、そのかかとだけで清潔感を失っている。
一応、仕事中はちゃんと履くようにしているみたいだけど、かかとがヨレヨレだから意味がない」(30代・男性)
ちゃんと靴を履かないと、歩くのにも危険を伴う。多くの人はそれを理解しているからこそ、かかとを踏まないのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)