性犯罪者、出所後に国費で治療 評価の一方で「甘すぎる」の声が出る理由

性犯罪だけでなく、薬物犯罪、窃盗も治療対象となるようだ。

2018/08/06 13:00

■「任意」に「甘い」という指摘も

一方で、「任意」での治療ということに、「甘い」と指摘する人も少なくない。

・任意ではまだまだ甘い。犯罪者の権利より一般市民の安全を優先して下さい


・強制にしてくれないと意味ないよ。犯罪者の人権もあるだろうが、それを守って新たな被害者が出たら意味がない


・去勢、GPS埋めこみは必須


・性犯罪をやるような奴が任意で治療を求めると思う?


なお、世界では性犯罪常習者に対して、厳しい監視を行なっている国もある。

例えば米国の半分以上の州や韓国では、GPS端末を常習者に装着しており、これと比較したときに今回の法務省の方針が「甘い」と言われるのは、仕方がないかもしれない。


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■7割が「GPSでの監視」に肯定的

性犯罪常習者にGPSを取り付け、監視することについて多くの人はどう思っているのか。この件に関し、しらべぇ編集部ではすでに意識調査を実施済み。

(©ニュースサイトしらべぇ)

その結果、「居場所を管理すべきだと思う」と答えた人は46.4%、「理解はできる」が32.3%で、GPS取り付けについて肯定的な考えを持つ人は78.7%。昨今の性犯罪増加を受けてか、かなり高い割合になっている。


「魂の殺人」とも形容される性犯罪だが、それをめぐる対応は、まだまだ揺れているのが現実のようだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)

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