一度も使ったことがないSNSは? 1位は多機能がウリの…
栄枯盛衰が激しいSNSのなかでやったことがない人が最も多いのは?
次々に新しいものが登場するSNS。広く普及する一方で、「これは使わない」「なんとなく避けている」SNSがある人もいるだろう。
そこでしらべぇ編集部では全国の20代~60代のSNSユーザー638名に「使ったことがないSNS」を調査。結果をランキング形式で紹介する。
■第5位:mixi(40.6%)
かつて多くのユーザーを持ったmixiが5位に。
日本でのSNSの草分け的な存在だが「使ったことがない」人も増加しており、デジタルネイティブ世代の20代は40.4%が使用経験がないと回答。他にも色々なSNSがあるため、「わざわざmixiでなくても…」と思っているのかも。
■第4位:Instagram(40.9%)
僅差の4位はInstagram。スマートフォンで幅広い世代が使用するSNSだが、使ったことがない人も一定数存在している様子。
世代別に見ると20代は未経験者が3割未満だが、30代以降は割合が跳ね上がり、4割から5割が使用経験なし。Instagramは若者から支持されるSNSのようだ。
■第3位:GREE(64.3%)
3位はGREE。交流系SNSとしてスタートし、その後携帯電話ゲームの充実で隆盛を誇ったが、昨今は他に押され気味で、ユーザー数を減らしているといわれる。
本調査でもそれが裏付けられており、未経験者はなんと6割。慣れ親しんだユーザーには少々ショッキングなデータだが、これが現実ということか。
■第2位:Linkedin (72.1%)
2位はLinkedin 。世界最大級のビジネス特化型SNSといわれ、公式サイトによると全世界に登録者が5.6億人存在しているそうだが、日本での知名度はまだまだ低い。
ただし国内の登録者も増加傾向にあるといわれ、「ビジネス」に特化している点が徐々に注目を集めている様子。Linkedin の場合、日本では「これから」のSNSという要素が強く「まだ見ぬ強豪」といったところか。
1年後、この割合が大幅に減少しているかも。
■第1位:Tumblr(77.0%)
多くのSNSを抑えて1位になったのはTumblr。ブログとソーシャルブックマークを統合したマイクロブログサービスで、その機能性はユーザーから高い評価を受けているが、日本国内での普及はまだまだの様子。
こちらもLinkedin同様、今後ユーザー数を増やす可能性を秘めている。
Tumblrが1位となった「使ったことがないSNSランキング」。栄枯盛衰の激しいインターネット業界だけに、1年後に同じ調査を行なった場合、全く違うものになっているかも。
日本では馴染みの薄いTumblrとLinkedinが、今後どこまでユーザー数を伸ばせるのか注目したい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代のSNSユーザー638名 (有効回答数)