ペット店員が猫を鷲掴みで揺さぶる動画が炎上 「虐待」批判殺到で会社が謝罪
「ペットショップWAN」仙台店の女性従業員が「猫を虐待している」との動画が拡散されて話題に。
■女性従業員を7月19日付で懲戒処分
投稿者の訴えやネット上での騒動を受け、ハルズコーポレーション株式会社は公式サイトに謝罪文を掲載。
「この度、当社におきまして下記の不適切行為が発生致しました。高い倫理観や道徳性が求められるペットショップとして、このような不適切行為を発生させましたことについて、役員・社員一同深く反省をいたしております」
と謝罪をした上で、女性従業員を7月19日付で懲戒処分としたとし、同日に退職したことを報告。さらに
「当社は、命あるものである動物を取り扱う者として、より適正かつ慎重な取り扱いが求められていることを強く認識し、社員教育を行ってまいりました。
こうした中での不適切行為の発生を厳粛に受け止め、現在当社が仙台店にて取り扱っている生体に対して再度獣医師による健康確認を実施いたします。
また、社員に対する教育を徹底するだけでなく、監視カメラ等を用いた監視体制構築により管理体制の強化を図り、再発防止に向け全社をあげて取り組んでまいります」
とした。
■ペットをいじめた経験は…
しらべぇ編集部が全国20〜60代のペットを飼ったことがある男女869名に「ペットをいじめた経験」について調査したところ、約2割が「いじめたことがある」と回答した。
けっして少なくない割合で「いじめた」と自覚している人がいるが、「虐待」と言われると、否定してしまう人もいるだろう。
ツイッターによる拡散で大きな話題となった今回の一件。明らかになっていないだけで、こういった事例が全国で起きている可能性は十分に考えられる。命を扱う仕事だけに、商品には丁寧に向き合ってほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ)
対象:全国20代〜60代のペットを飼ったことがある男女869名