本田圭佑、西日本豪雨へ継続的な支援を表明 「忘れられたときが怖い」と切実な声も
サッカー日本代表の本田圭佑選手が、西日本豪雨災害への継続的な支援を発表。多くの反響が寄せられている
西日本の広い範囲を襲った「平成30年7月豪雨」。この災害による犠牲者は200人を超え、現在も連日の酷暑の中多くの人々が避難生活を余儀なくされている。
そんな中、サッカー日本代表の本田圭佑選手(32)が、被災地への寄付をツイッターを通じて表明。「継続的な支援」を示す内容に、多くの反響が寄せられている。
■毎月10万円を1年間寄付
本田選手は20日、自身のツイッターにて、平成30年7月豪雨の被災地を支援する意向を表明した。
少額ですが、毎月10万円を1年間寄付しようと思います。
家族を失われた方々にかける言葉は見つかりませんが、想っています。
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) July 20, 2018
「少額ですが、毎月10万円を1年間寄付しようと思います」と表明した本田選手。そして、「家族を失われた方々にかける言葉は見つかりませんが、想っています」と、想像を絶する過酷な環境に置かれている人々を思うコメントが添えられている。
■「継続的な支援」に称賛の声
金額ではなく「支援を継続するカタチ」に多くのツイッターユーザーが反応。称賛の声が寄せられている。
・いちいち言わなくてもいいとかいう人もいますけど、公に向けて言うことで、じゃあ私も寄付しよう! って行動に出たりするんですよね。寄付のこととか考えてなかった人にも波及するんです。有名人が寄付を宣言するのはこういう効果もあるんですよね!
・本田選手が伝えたいこと。寄付の敷居を上げ過ぎないで、無理ない金額を寄付する意識にしたいのだと感じました
・一度に額出して寄付して終わり! と言うのではなく、ずっと想う気持ち、素晴らしいです
・継続は力なり。圭続は力なり
「いちいち言わなくていい」という批判的な意見も一部で見られるが、「有名人が公言することで、行動を起こす人もいる」とする声が多くの賛同を得ているようだ。
■「報道されなくなったときが怖い」
本田選手のツイートには、被災地や災害支援に関わったユーザーなどからも反響が寄せられている他、「報道されなくなり、人々の関心が薄れたときが本当に大変」と訴える声も。
・とってもありがたいです。金額ではなく、想って下さる気持ちだけでもありがたいのに、本当に感謝です。まだまだ被災地は片付いてないです。暑い中、被災者、救助隊、ボランティア、皆さん死にものぐるいで頑張っておられます
・ボランティアに参加しましたが、1円でもいいから寄付して欲しいということでした。本田選手の精神に憧れます
・日々忘れられていくのが、悲しい。被災地ですが、本田さんの発信でみなさまが豪雨災害、被災地のことを少しでも思い出してくださることが嬉しいです。本田さん、みなさんありがとう
・継続が大事ですね。 報道されなくてなったときが、本当に怖いです。
被災地からの声や、悲惨な災害を目の当たりにした人々からの切実な訴えが心に刺さる。
酷暑の中、行方不明となっている人の捜索活動が続けられている被災地。本田選手のアクションによって、「継続的な支援」が求められていることを改めて実感した人は少なくないのではないだろうか。
改めて、この豪雨災害で犠牲になられた方々の冥福を祈りたい。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)