西野ジャパンが帰国 主将・長谷部「無関心が一番怖い」「やってやったという気持ち」
サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ・ロシア大会での戦いを終えて帰国し、記者会見を開いた。
2018/07/05 18:30
■現実的にはなかなか厳しい
サッカー文化を日本に根付かせること。長い時間を要する目標ではあるが、日本が世界で勝てるようになるためには、それが遠回りのようで実際には一番の近道だ。
しかし、しらべぇ編集部の調査によると、代表の試合は観てもJリーグに興味がないという人は非常に多いことが分かっている。
この数字の外には「代表戦すら観ない」という人たちが多数存在する。それを考えれば、一応サッカーに興味がありながらもJリーグに関心を示さない人の割合が4割というのは、ある意味絶望的な数字だ。
まずは、どうにかしてこの数字を下げていく必要がある。スペイン代表アンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸加入などによって、Jリーグがもっともっと盛り上がっていくことを期待したい。
■西野監督「今の若い選手は本当に期待できる」
代表の今後について話が及ぶと、西野監督は「一朝一夕に爆発的成長を遂げることはない。どの国でもない」とし、「今、日本のアンダーカテゴリーの代表チームは本当に期待できます。U-20、U-17、世界で渡り合える力を持っている」と、東京五輪世代を含む若手に高い評価を下す。
「スケールが大きくダイナミック、かつ日本人らしいサッカーができる。今のA代表がU-20の選手たちに取って代わられることもあり得ると思っています」と力強い口調で話した。
今回惜しくも本大会で代表入りを逃した浅野拓磨(ハノーファー/ドイツ)や中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)、井手口陽介(レオネサ/スペイン)らはすでに20歳を超えているが、それでもまだまだ若い。4年後に主力になっている可能性は十分にあると見ていいだろう。
現在10代で注目されている選手としては、17歳の久保建英(FC東京)、先月20歳になったばかりの堂安律(フローニンゲン/オランダ)、19歳の田川亨介(サガン鳥栖)らが挙げられる。
そういったホープに注目しておくことで、4年後のカタール大会をより楽しむことができるはずだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)