羽生結弦選手、国民栄誉賞の記念品は辞退 「羽生くんらしい理由」と称賛の声
フィギュアスケート・羽生結弦選手が国民栄誉賞授与式に出席した。
2018/07/02 19:30
冬季オリンピック2連覇を果たした、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手(23)が国民栄誉賞授与式に出席。国民栄誉賞とともに授与される記念品を辞退した理由に、「羽生くんらしい」と称賛の声が相次いでいる。
■「僕個人の気持ちはあまり出したくない」
2日、首相官邸で行われた国民栄誉賞授与式に、羽生選手は紋付き袴を着用して出席。報道によると、袴は最高級絹織物「仙台平」の人間国宝で、染織家の甲田綏郎氏から贈られた逸品とのことだ。
そして、国民栄誉賞とともに送られる記念品を辞退したという羽生選手。その理由として、「みなさまを代表して、という気持ちがすごくあり、僕個人の気持ちはあまり出したくない」と説明したと報じられている。
授賞式のあと、報道陣の取材に対しても「自分だけで取れるものではない。環境にも恵まれてもらえた賞」とコメント。あくまでも、自分ひとりでとった賞ではないと強調していたようだ。
■祝福の声相次ぐ
今回の報道に対し、「Yahoo! ニュース」のコメント欄では、羽生選手への祝福の声が相次いでいる。
「羽生くん受賞おめでとうございます。中継を一緒に見てる我が家のおばあちゃんが立派だねえ。羽生くん立派だねー。と泣いている」
「おめでとうございます。冬季五輪初、スケート界初の受賞なんか! 年齢関係なく、これは納得やな」
「羽生くんおめでとう。あなたは何から何まで素晴らしいです。永遠にあなたを応援します」