大人になっても野菜嫌い イチローや中田英寿などのアスリートにも
あんなにすごいアスリートなのに、野菜嫌いなんて…
子供が嫌いな食べ物の定番は、なんといっても野菜だろう。しかし大人になった今でも、野菜がダメな人がいる。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「食べ物の好き嫌いについて」の調査を実施。
「野菜が嫌いなほうだ」と答えた人は全体で16.0%と、大人になっても野菜が嫌いな人は少ないながらもやはり存在するようである。
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■女性は美容のために
性年代別では、すべての年代で男性が多い割合になっている。
女性は栄養バランスを意識して、野菜を食べるようになる人も多い。
「私も小さい頃は野菜が嫌いで、親に無理やり食べさせられて泣いたこともあった。でも大人になると、栄養バランスのことを考えるように。
そうすると野菜は外せないので、だんだんと食べて慣れていった。食わず嫌いのものも、結構あるって知ることができたし」(30代・女性)
女性の一番の関心事といっても美容にいいもので、野菜は欠かせない。
「年齢を重ねると共に、やっぱり肌の衰えが気になるようになった。高い美容液で外からのケアをするだけでは不十分と思うようになり、野菜を積極的に取り入れた食事をするように。
最初は嫌々ながらも、美容のためだと割り切って食べていた。今は野菜の美味しさが、わかるようになったと思う」(40代・女性)
■天才アスリートにも野菜嫌いが…
元サッカー日本代表の中田英寿やメジャーリーガーのイチロー、体操の内村航平など、アスリートにも野菜嫌いがいる。スポーツ選手にとって、食事管理はかなり重要なはず。
しかし、極端な偏食にもかかわらず第一線で活躍しているのだから、彼らがどれだけ特異な存在なのかがわかるだろう。
「子供が野菜を嫌がるときに、『ちゃんと食べないと、強くなれないよ』と言う。だから、もしイチローなどのエピソードを子供が知ったら、それが通じなくなりそうで怖い」(30代・女性)
■料理方法によって食べられるようになることも
子供の頃に上手にごまかしながら食べさせられ、野菜嫌いを克服した人もいる。
「うちの母は、あまり料理が得意ではなかった。野菜もサラダか温野菜にして、添え物として出すくらい。素材の味がばっちり出る方法だから、嫌いな私にとっては苦痛しかなくて…。
料理上手な親がいる家庭で育った人に聞くと、最初はわからないようにすり潰して混ぜるなどして慣れさせられたらしい。私は親ができなかった分、今、その方法を実践している」(30代・女性)
野菜を食べたほうが、体にいいことは誰でも知っている。それでも食べたくないのだから、よほど嫌いなのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)