マネージャー希望の女子生徒にセクハラした男性 「ビデオの見すぎ」と悲鳴相次ぐ
顧問を務める部活で、マネージャー希望の女子生徒にセクハラをした男性。ネット上では批判が続出。
顧問を務める部活動でマネージャーを希望する女子生徒らにセクハラ発言をしたとして、兵庫県教育委員会は26日、県立高の30代の男性臨時実習助手を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたことがわかった。
指導者にあるまじき行為に、ネット上では怒りの声が相次いでいる。
■「チューしないと入部できない」
報道によれば男性は4月、マネージャーを志望する1年生2人を含めた計3人の女子生徒を車に乗せた際に「顧問や部員にチューしないと入部できないやんな」などと発言したという。
その発言を受けて女子生徒2人が黙り込むと「冗談に決まっているやろ」と釈明したとこのこと。
■「彼氏とチューしたんか」
また男性は、5月に校内で挨拶をしてきた2年生のマネージャーに対しても「彼氏とチューしたんか、ハグしたんか」などとセクハラ質問をしたようだ。
保護者から学校に問い合わせてきたことで発覚したのだが、男性は一連の発言について「不快感をもっているとは思わなかった。軽はずみな発言で申し訳ない」などと反省しているという。
■「セクシービデオの見すぎ」と指摘も
顧問という立場を利用して女子生徒にセクハラをしていた男性。
報道を受け、ネット上では「顧問と部員にチューしないとマネージャーさせないってなんなの セクシーなビデオの見過ぎ」「気持ち悪すぎる」と批判が相次いだ。中には教師や指導者の質を問う声があがっている。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,338名に「昨今の教師」について調査を実施したところ、63.9%が「おかしい教師が増えていると思う」と回答した。
男女・年代別に比較すると、年代が上がるにつれて、昨今の教師の質の低下を嘆いている傾向にあることがわかった。
男性にとっては、部活動の中の軽いコミュケーションのつもりだったのかもしれない。指導者という立場だからこそ、生徒よりもセクハラに敏感であってほしいと願いたい。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の男女1348名(有効回答数)