不倫妻が家庭の頂点に返り咲く 画期的な結末に感嘆『あなたには帰る家がある』

最終回を迎えた『あな家』、一見ハッピーエンドに思えるけれど…?

2018/06/23 08:00

あなたには帰る家がある
(©ニュースサイトしらべぇ)

W不倫をきっかけに、ドロドロにもつれあう2家族の行く末を描いた、TBS系金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』。

22日についに最終回を迎えたのだが、「大団円」とはいかないラストに、様々な反響があがっている。


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■2家族のドロ沼愛憎劇

住宅メーカに務める佐藤秀明(玉木宏)は、顧客で中学教師の茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)の妻・綾子(木村多江)と不倫関係に。

しかし、2人の不倫はすぐにバレてしまい、妻・真弓(中谷美紀)を失う怖さから、秀明はあっさりと綾子に別れを告げる。ところが、子供の養育のために好きでもない男と結婚し、上っ面な夫婦を演じていた綾子は秀明を諦めきれず、数々の奇行に走ってしまう。

他の男との子供を身籠っていた綾子と結婚し、不器用ながらも一途に綾子と息子に愛情を注いできた茄子田を放っておけなくなった真弓は、「茄子田先生と幸せになる」と、大胆なあてつけをしたのだった。

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■綾子の意地、茄子田の純愛

離婚届を出しに行ことする茄子田を引き止め、真弓は秀明の職場へと向かう。すると、そこには秀明と、弁当を届けに来た綾子が。4人はひょんなことからエレベーターに閉じ込められ、それぞれの「ホンネ」がこぼれはじめる。

綾子は「相手が誰だって、お料理をして、アイロンかけて、お花を育てて…良いところだけ見て、自分を騙して、目をつぶって暮らしていけばいい」と、結婚生活について吐露。しかし、茄子田は…

「相手が誰でも同じなんだろ? じゃあ俺にしろ。(中略)一瞬でも、お前が俺を愛してくれたら、それで俺の人生は満点なんだ。綾子、帰ってこい。一緒に家に帰ろう」


と、一心に綾子への純粋な思いを告げた。

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■それぞれが「帰る家」へ